カナディアンの母とアメリカンの父を持つ20代の彼女は2つ国籍がある。アメリカで育ち両親が離婚してからはカナダに住んでいる。
初診に来た彼女は高そうなバッグや洋服、靴と、私の患者層からは程遠い身なりだ。
去年の秋に双極性障害と多動性障害と診断された彼女。
カナダのスローなヘルスケア(精神科医に診てもらうにはかなりの待ち時間がかかる)に見切りをつけた彼女は国境を越え、シアトルの精神科医に診断してもらった。もちろん自費で治療費を出し、金額はかなりのもの。カナダで仕事を持っている彼女は仕事場の保険で治療薬を払っている。アメリカの処方箋はカナダで有効でない。だから彼女は同じアメリカの医師がすすめる薬を処方してくれるカナダの医師が必要としている。
主治医はいたのだが、アメリカの精神科医に一度ではなく何度も診察をしている事がばれて、主治医は怒って彼女を首にした。主治医が気にするのはダブル処方だ。カナダで処方、手渡せられた薬をトラックダウンする事はできても、アメリカのは出来ないからだ。もし彼女がダブル処方をしていた時の事を恐れるのだ(薬を譲渡する、ダブルで服用してオーバードースになるとか)。
特に彼女の場合コントロール枠の薬(悪用される可能性が高い薬)があるから、医師が嫌がるのもわかる気がする。
で、理由を説明してまずは薬物尿検査から。素直に提出してくれた。色々きまりを説明している間に涙ぐむ彼女。
あらら、、、
つづく。
週末の連休を利用してウイスラーに来ています。昨夜ドカ雪、そして晴天とコンディションは最高!
山の中腹、雲の上。寒いっす。
世界でトップ10スキーリゾートと言われるウイスラー。2010年の冬季オリンピック会場でした。来るのは久しぶり。連休とは言え混みようにはびっくり。大きなスキー場(1609mの高低差、スキーできる総面積3307ヘクター、リフトが37本) で許容量は大きいけれど、山に入る最初のチェックポイントは3箇所。凄い行列で最初のゴンドラに乗るまでに1時間並びました。これが子持ちには辛いスキー場の理由です。
一旦入山すれば写真のように人もまばらで気持ちいスキーができるんですけどね。
初診に来た彼女は高そうなバッグや洋服、靴と、私の患者層からは程遠い身なりだ。
去年の秋に双極性障害と多動性障害と診断された彼女。
カナダのスローなヘルスケア(精神科医に診てもらうにはかなりの待ち時間がかかる)に見切りをつけた彼女は国境を越え、シアトルの精神科医に診断してもらった。もちろん自費で治療費を出し、金額はかなりのもの。カナダで仕事を持っている彼女は仕事場の保険で治療薬を払っている。アメリカの処方箋はカナダで有効でない。だから彼女は同じアメリカの医師がすすめる薬を処方してくれるカナダの医師が必要としている。
主治医はいたのだが、アメリカの精神科医に一度ではなく何度も診察をしている事がばれて、主治医は怒って彼女を首にした。主治医が気にするのはダブル処方だ。カナダで処方、手渡せられた薬をトラックダウンする事はできても、アメリカのは出来ないからだ。もし彼女がダブル処方をしていた時の事を恐れるのだ(薬を譲渡する、ダブルで服用してオーバードースになるとか)。
特に彼女の場合コントロール枠の薬(悪用される可能性が高い薬)があるから、医師が嫌がるのもわかる気がする。
で、理由を説明してまずは薬物尿検査から。素直に提出してくれた。色々きまりを説明している間に涙ぐむ彼女。
あらら、、、
つづく。
週末の連休を利用してウイスラーに来ています。昨夜ドカ雪、そして晴天とコンディションは最高!
山の中腹、雲の上。寒いっす。
世界でトップ10スキーリゾートと言われるウイスラー。2010年の冬季オリンピック会場でした。来るのは久しぶり。連休とは言え混みようにはびっくり。大きなスキー場(1609mの高低差、スキーできる総面積3307ヘクター、リフトが37本) で許容量は大きいけれど、山に入る最初のチェックポイントは3箇所。凄い行列で最初のゴンドラに乗るまでに1時間並びました。これが子持ちには辛いスキー場の理由です。
一旦入山すれば写真のように人もまばらで気持ちいスキーができるんですけどね。