走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

買い物について

2020年04月15日 | 仕事

昨日は外来診療の事を書いたので、今日は買い物について。

コストコのことは先日少し書きました。コストコは大型店で収容人数が大きいけれどそれでも2m間隔が確保できるように入場人数を制限し、場内にはスタッフが要所要所に大きなプラカードで2mを確保するように働きかけていました。冷凍や冷蔵セクションではスタッフが何度も行ったり来たりドアのハンドルを拭いていました。アルコールジェルや消毒用の使い捨て付近もあちこちに設置。エコ用の自前袋の持ち込み禁止。店員は会員証のカードなどもカスタマーの持ち物には一切触らない。

スーパーや酒屋も開いていますが、営業時間は短く、入場人数を制限して、進行方向を決めてカスタマーがすれ違わないようにしたり、レジを待つ間も決められた場所で間隔を確保して待つ。レジにはプラスチックの境が取り付けられ接近しないように工夫。どこも現金は使わず、カード決済のみ。こちらもエコ用の袋は禁止。

残念ながらヨーロッパでも北米でもスーパーの店員が感染するケースもあります。ここもまた、従業員とお客の間で感染が行き来しないように、お互いの対策が必要だから、BC州でも上記のような対策がとられています。何度も書きますが、怖いのは無症状のうちに伝染が始まる事。買い物へ行く時も他者と2mの間隔をとり、手洗いの徹底を。紙やプラスチックの表面でも一定期間生息できるウイルスですから、包装は全て汚染されていると考えるのが賢明です。

こんな生活が4週目となりました。

このパンデミックのお陰で地球温暖化の原因になっているオゾン層の穴は回復傾向にあり、中国本土が衛星から確認できるほど空が綺麗だとか。我が家も北の雪を被った山々がくっきり見えます。普段も見えるのですが、もっとはっきり綺麗に見えるのです。東のカスケード山脈も同様。ワシントン州のベイカー山も同様。おごった人間の活動に対する地球からのお仕置きか、、、と勘ぐりたくなる毎日です。



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