先日カナダ政府から、50歳以上、2回目から6ヶ月以上経過していたら3度目のコロナワクチン接種を推奨すると発表がありました。
クラスターが発生しやすい老健施設では既に始まっていた3度目のワクチン接種。医療者への接種も始まっていました。そして今回は一般人も50歳以上であれば、と発表です。
カナダ政府からで、まだBC州での発表ではありません。国の発表を受けて州の出方に興味あり。何せ5〜11歳の接種が始まったばかりで、それプラス3度目ですから。
まず、大規模な接種センターの再開となるのでしょうか?夏の終わりには次々と大規模センターが閉鎖されていった。接種率が70%を超えたあたりだった。必要性が減り、場所として使っていたアリーナが通常運営に戻りつつあったことも理由。屋外のコロナ試験センタープラスコロナワクチン接種センターは各町に一つは残して、屋内のワクチンセンターを閉じたわけ。しかし屋外のコロナセンターはいつも長蛇の列。2時間待ちも当たり前だった。
この状態で50歳以上と5〜11歳の接種には無理があるだろう。臨時職員の招集、ストラクチャー作りの再開か?
前回は年齢ごとに優先順位を決めて行ってきた。今回もそうなるのだろうか?そもそもワクチンの備蓄はどれぐらいあるのだろうか?
WHOはワクチン格差があり続ける限りコロナ禍は終わらない、と言う。2回打てていない国がある中、3回目の接種は控えるべきと言っていた。これが大大的に3度目のワクチンを広げられなかった理由。そのかわり先進国は途上国へワクチンを寄付してきた。しかし世界の平均はまだ55%。オミクロン株が検知された南アフリカは29%。格差が健康に影響を与える良い例だ。
しかし、オミクロン株が世界中に広がりを始めた今、国はついに3回目接種を発表したのだ。最も人が交わる季節クリスマスを目前に控え、これからの動向に注目していきたい。