走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

どんな違い

2023年07月12日 | 仕事

ずっと前に貴女に会いたかった、、、、。


まるで愛している人に言うようなセリフ。これ、新患者からよく言われるのです。それも涙を流しながら。


往々にして、診断名を説明している時、薬物療法について話している時、EBPを話している時、これからの治療方針を決めていく時、気持ちを肯定(ノーマライゼーションも含む)した時に起こる。


次に出てくる言葉が、


こんなに丁寧に説明してもらったのは初めて。わかりやすい説明。

自分に決める権利があるなんて知らなかった。

初めて自分をわかってもらえたと感じた。

自分だけがおかしいのかと思っていた。


とこんなところ。裏を返せば、、、辞めとこ。わざわざ言う必要もないでしょ。


難しい患者層だからか?それとも全体的に起きている現象なのか?どんな気持ちでMRPにかかっていたのか?疑問は絶えない。


冒頭写真中庭のレストラン(中庭にしか座席がない、夏のみ営業)。並んで入った価値あり。生演奏と雰囲気が最高〜食べたものはこちら。






シーフードサビーチェ






クレープ (鴨オレンジソースのセイボリー系)






クラムチャウダー とポケボール飲み物は西瓜サングリア。さっぱりでぐいぐいいける。




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