私が卒業した大学院でNPを送り出したのが2005年。来年で20年となります。卒業生はあちこちで活躍しています。
そのNP部門の教師たちは前半は米国出身、卒業者、経験者でしたが徐々にカナダで教育を受け、経験を積んでいる人へ入れ替わっていきました。前半は修士が最高学位でも十分でしたが、PhDかDNPの学位が義務付けられるようになりました。私が学生だった頃の教師陣はそれに従い教育課程をこなしながら教育を続けることになりました。
殆どの教師陣がDNPの道を選ぶ中1人がPhDの道へ進みました。
先日母校のメールを読んでいたら、彼女のことが書かれていました。PhDを取得し、レクチャーから助教授に変わったお知らせです。彼女の専門のリサーチ分野のことや、今でも現役NPとして診療をしていることなどが書かれていました。そして彼女の素敵な笑顔。
他の教師陣が2-3年でDNPを取得する中、長い時間をかけて(カナダの博士課程はフルタイムで最短5年。働きながらだと10年クラスも)取得。大変だったと思う。
しかし母校のNP部門のリサーチにおける前進に重要な役割を果たすのだろうな、と感じる。母校のためだけではなく、BC州、カナダとその業績は広がるでしょう。おめでとう〜
そして学長へ卒業生である彼女が就任する可能性もあるかもね(今までは米国経由で来る方々だったから)〜
冒頭写真: 世界一のシェアを占めるスペイサイドでウイスキーツアーに参加しました。まずはウイスキー作成に欠かせないタル作りの工場から(スコットランドには午前10時前にアルコールを提供することが禁じられているから。ウイスキーツアーは私たち3人だけのプライベートツアーでした。8時から5時と一日中。
接着剤などを全く使わない。昔からの方法で樽を作る。職人技ですね〜