金曜日から3日間のオンラインカンファレンス(ハイブリッドですが、お隣の州なのでオンラインで参加)。
プレ カンファレンスで面白いお題が、、、、
政治的活動
非常にためになったセッションだった。日本の看護界で政治的な活動と言うと、「元看護師を支持する」と言う図式が出てきます。元看護師の議員がいるのは某政党。いやいや、それはアドボカシーとしての政治活動ではありません。私も以前にブログで書きました。
前回のブログではプロフェッショナル特にスカラーとかAPNの立場での政治的活動を書きました。今回のセッションで学んだのは、医療者かつ有権者としての立場。
自分の職業を通して感じている問題を解決するためには政治的介入が必要だと思う時、貴方は何ができるか?の答えです。
まず、その問題を第三者に理解してもらわなければならない。そのためにパーソナルなストーリーをまとめ、そのストーリーを通して政治家と感情的に繋がる。
んんんんんん、日本語で書くとなんか変だわ。
Demonstrate issue,and illustrate point by your story so that it creates emotional connection
で、ストーリーができたら、政治家つながらなければなりません。どうやって?
こちら子供用に書かれていますが、わかりやすいので、その中から。
https://www.sangiin.go.jp/japanese/kids/html/himitsu/index.html
選ばれた国会議員の仕事をご存知ですか?
- 1.法律案を国会に提出する。
- 2.会議で発言したり、文書で質問したりして、内閣の政治の進めかたを監督する。
- 3.法律の制定、予算の議決、条約の承認、内閣総理大臣の指名など、国会の決定に参加する。
- 4.国民の意見を聞いて政治に反映させる。
- 5.外国の政治経済の情勢を調べて政治に反映させる。
4番目の国民の意見を聞いて政治に反映させる。これです。議員名簿から貴方の選挙区の議員が誰かを知りましょう。
その議員向けて手紙を書く
面接をリクエスト
議員との面接でストーリーを伝える
SNS でシェアする
質問をし続ける
と書いていて気づきました。カナダでは国会議員は有権者の意見を聞かなければならないので、有権者の声を直接聞ける面接を無碍にすることはできないので、有権者は自分の選挙区の議員に30分の面接を申込むことができます。日本もそうですか?手紙は出せるようですが、面接は?
もしこのような仕組みがないのなら、民主主義の実態を疑いたくなります、、、、
地方議員では、システムがある事は確認できたので、まずはそれを利用する。
ストーリーの例えは
性的マイノリティーで、OOの制度がなくて職場でXXの差別を受けているために鬱になった人を診察している、とか自分の家族や友人がそうなっている、とか。
公共交通機関がなくなり、病院も閉鎖して、町民の平均寿命が下がってきている、とか
ここはリサーチとかアウトカムとか学術的なことではなく、まさに個人的なストーリーです。だって政治家は専門家ではないですから、一番わかってもらいやすいのは市民レベルの話です。興味を持って貰えば、リサーチや統計の話を出せるようになります。
いかがですか?有権者としてできることは投票だけではないのです。これが政治に参加すると言うことなのです、と今回理解しましたのでお裾分けを〜