走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

大雪の日に

2022年12月22日 | 仕事
先日の積雪は歴史上5番目の積雪量だったそうです。街や公共交通機関は麻痺状態が続きました。

職場へ行っても患者は診察に来れないだろう、と患者の予約リストを見る。注射が2人いる、、、。殆どの診察は対面からバーチャルへ切り替えが可能。しかし注射はできない。来週は休暇に入る。この雪予報は今週一杯。悩んだ末出勤することを決めた。

看護師時代の事を思い出した。看護師時代はこのような選択はなかった。「どんなに遅れてもいいから出勤してください」だった。病院に入院している患者、在宅で看護ケアを待っている患者は気象災害があってもケアを待っているから。

前回の大雪の時はまだ訪問でオリエンテーション中だった。指導者と一緒に出かけ、坂道で車が動かなくなり、車を降りて必要物品を持って歩いて坂道を登って訪問した。良い思い出。


今回の出勤時、道路には車の数もなく、除雪車も追い付かなかったのがよくわかるほど主要幹線道路にも厚く雪は残っていた。大勢の看護師が同じように出勤しているんだ、ご苦労様です、と思いながら慎重に出勤。

2人の診察と注射、他は全てバーチャル診療でその日を終えた。帰宅の頃には道路状況は少しだけ改善したよう。あと2日働けば10日間のお休み。もう少し!

冒頭写真: 休憩を利用して相方とスノーシューイング(橇の外国版)を履いてお散歩へ。リフレッシュ!


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