昨日自死予防のホットラインについて書きました。 最近発覚したカナダ、オンタリオ州での刑事事件。それはオンタリオ州に在住、会社経営するケニス ローと言う人物が自殺幇助で逮捕された。その手口はオンラインショップを使ってカナダを含む40カ国、1200袋の自死のための薬を販売、カウンセリングで自死を誘導と言う内容。その国の一つに日本も含まれています。
ニュースの詳細は英語ですがこちら。
その薬物は違法でもなく肉のプロセスに使われるもの。高濃度で服用することで死に至るもの。イギリスで死亡者が出たケースから捜査が始まり販売先やオンラインショップなどが突き止められたと言うわけ。このような袋で送られているので、もし見つけたら、メンタルへルスのプロに助けを求めましょう。
以前に書いたブログはこちら。
警察の記者会見で捜査官が
we will not tolerate criminal actions by those who prey on vulnerable individuals in our community
と述べています。preyは獲物。つまりメンタルへルスで病んでいる人を鴨にしてビジネスをしていた、と言うこと。陰湿な犯罪のケースです。
このような犯罪者と繋がる必要がない世の中を作るには昨日書いたような、いつでも連絡できるプロによるホットラインそしてその後のフォローアップが重要です。
自死率が最も高くなる12月。1人でも多くの人に声をかけてみてください。その一声で誰かの人生が変わるのです。