走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

visible

2022年04月05日 | 仕事
いろいろな規制がなくなり、診療も通常へ戻りつつある。私も4月1日から以前と同じく週5日の出勤に戻った(コロナ中は週3日出勤と家から2日)。しかしバーチャル診療は続く。患者が希望し、それで良いと判断する場合にできる。そう判断できない場合は診察にくるように伝える。それに反する場合は、これ以上継続的なケアはできないものとして患者とおさらばしなければならない形になる可能性も。

で、NPでも医師の中にも完全復帰を拒む人は当然いるわけで、医師の場合のことは先日書いた。


免許失効 - 走るナースプラクティショナー   ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

免許失効 - 走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

先日書いたブログの続き。オフィスを畳んでしまい、対面診察は絶対しないと宣言している家庭医と専門医。それでは本来の診療はできません。専門医や救急医だけでなく、州民...

goo blog

 

NPは先日リードからお達しが出ていた。戻れない場合はすぐにリードグループにコンタクトして欲しい。サポートをするたからと。完全復帰を拒む理由にメンタルヘルスの問題も含まれているかもしれないし、もしかしたらコロナの間に働くスペースを無くしたかもしれない。戻りなさい!と一方的に言うだけではなく、こうしてまずは状況アセスメントから、みたいなアプローチをするところが好き。

ま、それはさておきそのお達しの中で

NPはVisible でいるべき、の下があった。

2005年から始まったBC州のNP制度。まだまだ日は浅い。バーチャルで存在するより、現場にいる、医療施設で、公の場に出ていることも発展と定着に一躍しているのだ。そのためにもリモートワークではなく出勤しましょう、そう言うことなのだ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。