走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

世界との差 その4

2025年02月12日 | 仕事

シリーズその4


その1 日本の問題点

その2 法改正ができることを知ってますか?

その3マンパワーを自覚していない


マザーテレサは自分のことを無力と感じるかもしれないけれど、大海でさえ一滴一滴の水からできている、と言っていました。1人では無力と感じるかもしれませんが数が集まれば大きな力になると言う意味です。


医療で一番大きな職能団体である看護師が力を感じないのは、その自覚がないことと、それを利用しないからです。


政治家は偉い人ではなくて貴方によって選ばれた人です。選んでくれる人が多くなければなれない職業なのです。有権者としてその選ぶ力を使っていますか?





こちらはこのサイト

総務省|国政選挙の年代別投票率の推移について

総務省|国政選挙の年代別投票率の推移について

総務省

 

からスクショした年代別の投票率です。はっきり20代、30代の率が低いことがわかります。参議院も同様です。権利を有効に利用している年代が有利になるような政策に取り掛かっているのはこのためです。古いものが守られ、新しいことが取り入れられないのは一番多い有権者を無碍に扱うことができないからです。逆に言えば若い世代の投票率が一番となれば状況は変わると言うことです。


国政だけではありません。職場で若いから、経験がないからと意見を言わないで、年功序列で選ばれた上司の思うままにしていませんか?


若いから、大学を出たばかりだから、経験がないものにしかわからない貴重な意見はたくさんあります。会議で発言していますか?議論を交わしていますか?立候補していますか?若い人の声が反映されるように声をまとめて上へ持っていく活動をしていますか?


裏で文句や愚痴を言うばかりでは何も変わらないのですよ。


出る釘は打たれる?


マンパワーを忘れていませんか?釘がいっぱい出れば打つ方も疲れます。現状を変えるためには今を壊さなければなりません。それが嫌なら、できないのなら、今までの悪習を見守っていつかは自分もその一部となり、自分の身を守り続けるだけの駒になるだけです。


続く





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