井戸堅手茶碗
井戸堅手としましたが、
本来は堅手、あるいは白磁です。
釉は透明釉です。
しかしごらんいただければわかるように、みごとな景色でございます。
全体に古色がしみわたった様は数百年、大切に使用されてきた証かと思います。
高台まわりの腰の付近にみられる井戸釉と呼ばれるようなこの釉のたまりも深い色合いです。
今回は珍しく韓国人コレクターのかたからの買い取りです。
残念ながら箱は失われてありませんが、
おそらく古い時代に伝来したものでしょうから、あるいは銘もあったのかもしれません。
うれしくて何度も何度も今お茶をたてている茶碗です。
径 約17−18センチ前後
高さ 約6.8−7.3センチ前後
全体に貫入、口縁に金直し、共色直し、ホツ、ニュウございます。
ご売約済、ありがとうございます。