鈞窯澱青釉香炉
宋~元時代のもの(箱書きは宋となっています)。
発掘伝世品。
口縁に古い直しの跡があります。
その他全体にカセ、釉切れの箇所,口縁に直しがあります。
ボディは堅く、ほぼ磁器質といってもよいかと思います。
胴の半分に釉がかかり、半分がカセている状態です。
高さ 約5.5センチ
当方では数年盃として使用してきました。
鈞窯澱青釉香炉
宋~元時代のもの(箱書きは宋となっています)。
発掘伝世品。
口縁に古い直しの跡があります。
その他全体にカセ、釉切れの箇所,口縁に直しがあります。
ボディは堅く、ほぼ磁器質といってもよいかと思います。
胴の半分に釉がかかり、半分がカセている状態です。
高さ 約5.5センチ
当方では数年盃として使用してきました。
李朝白磁小壺
朝鮮王朝時代後期の小壺です。
陶胎、釉は青みをおびた透明度がありますが、
色合いはややグレーです。
発掘の手ではなく、
実際に民家等で使用されていたものだと思われます。
良い具合に使い込まれた肌、
口縁、その内側が釉がきれていますが、それがまたアクセントになっているかと思います。
口径 約7.3センチ前後
高さ 約10センチ前後
胴径 約12センチ前後
美濃鉄釉香炉
江戸初期。
堅いやきあがりの野香炉です。
内側にも施釉され、かつ口縁の返しがないため、茶碗として使用できます。
昔の数寄者さんがたがそうされたように、自分もお茶を点てて楽しんでいます。
古陶磁マイスターSさんからわけていただいたもの。
径 約12.5センチ前後
高さ 約7.3センチ前後
壺屋瓶子
壺屋の18−19世紀頃の瓶子です。
とくりとしてもご使用いただけますが、容量約50mlと少ないです。
壺屋のこの白いタイプのとくりまたは瓶子をみかけたら仕入れていますが、
最近はほとんどみなくなりました。
荒焼とは対照的に施釉のあるものは大陸の趣が濃く、
それは島津藩によって招聘された朝鮮陶工たちの気概を感じます。
画像の通り、全体に貫入、肩に窯きずがあります。
高台はかたつきます。
ポケットに忍ばせて帰り道呑み屋に連れて行くのに最適かと思います。
高さ 約8.4センチ前後
ご売約
金襴七条袈裟。
文化元年とありますので、1804年に制作されたものでしょうか。
金襴自体がそれよりも古い時代のものである可能性は十二分にあるのですが、
特定はできません。
裂の組織をみると渡りのものも使用されているようです。
約97×161センチ前後
袈裟は当初、糞のように捨てられたボロ布をつなぎ合わせて作ったところから
糞掃衣ふんぞうえと呼ばれたそうです。
現在日本で使われている袈裟は新品の布で作りますが、
こちらは古いもの。
裂からするとほとんど本来の意味に近い意図で制作されたものかと思われます。
裏の記載からは某の1周年忌年に制作したとあります。