ギャラリー 一間

骨董ルクラシックの画像庫

李朝大盃

2019年07月28日 08時44分24秒 | 骨董

李朝大盃。
朝鮮王朝時代初期。
白磁をめざしたものでしょうが、
画像の通り、青磁のような厚さで釉がかかり、
色は空色にあがった特殊なものです。
当方ではこの手の肌を何度か扱っていますが、
盃は初めてかもしれません。
ごく最近の中国ルートで日本にきたもので、
骨董屋さんのあいだをまわりまわってきたものではないので、
ある意味ウブなお品です。
口縁に複数の小欠けというかホツがあります。
高台にも欠けがあります。
洗浄済み、当方で何度か使用してみましたが、
今後の変化がたのしみな肌です。
径 約10.2センチ前後
高さ 約3.5-4.1センチ前後













李朝初期立壺

2019年07月27日 08時29分49秒 | 骨董

李朝初期立壺。
15世紀。
白磁を目指したものですが、グレーのあがり、
日本では堅手と呼ばれるかもしれません。
口縁に金直しとそこからのびるニュウ、
全体にカセ、貫入、ニュウがあります。
24時間では水もれはありませが、
48時間でしみだし、
36時間でもれがあります。
花器として使用されるなら落としを入れた方が良いでしょう。
変化に富んだ肌はまさに偶然の産物ですが、
磁器なのにこのような肌を楽しめるのが李朝の醍醐味のひとつかと思います。
口径 約5センチ前後
胴最大径 約11センチ前後
高さ 約8.7センチ前後












李朝初期堅手立壺

2019年07月24日 16時43分05秒 | 骨董

李朝初期堅手立壺

朝鮮王朝時代初期の立壺。

小壺サイズですが、両手に収まる感じ、肌の景色良く。

あがりのよい白磁のものが上位作ですが、

これはこれで楽しめます。

 

 

 

 

 

 


李朝初期白磁中皿

2019年07月21日 10時25分08秒 | 骨董

李朝初期白磁中皿。
朝鮮王朝時代初期の白磁の皿ですが、
このサイズは数年に一度みかける程度の希少なものです。
径 約18.5センチ前後
高さ 約4.5-4.9センチ前後
全体に貫入がありますので、
ご使用いただくことで育つ肌かと思います。
複数の窯キズ、口縁に欠け、高台に欠けがあります。
青みをおびた美しい透明釉が際立つお品です。














西村春湖備前焼建水

2019年07月16日 08時02分57秒 | 骨董

西村春湖備前焼建水
口縁の欠けのようにみえる2か所は作為的なもののようです。
箱は共なのか合わせなのか判然としません。
箱には破損あり、紐も画像にありませんが、裏でちぎれたものを結んであります。
備前焼を知り尽くした名工の作品です。
径 約15×12センチ前後
高さ 約10センチ前後

西村春湖 1886-1953

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