ばくだん皮膚科医のばくだん発言

大阪市鶴見区の皮膚科形成外科
三輪皮フ科形成外科 
院長三輪恒のブログ

眼瞼下垂  続き。

2013年05月26日 | 二重瞼、眼瞼下垂、目の上タルミ、目頭切開

こんにちは。

 

座敷わらしです。

 

 

 

 

お腹を空かせていた院長に、肉野菜炒めを作りました。

 

 

 

 

最近メタボってきているので、油は控え目とします。

 

 

豚肉の油で野菜を炒めます。

 

 

塩コショウで味を付けて、

 

 

最後にしょうゆで匂い付けをして出来上がり。

 

 

 

 

 

 

(・・・続く。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

眼瞼下垂 続き。

 

 

目を開ける筋肉が弱ること(眼瞼下垂)で顔の老化が進む、ということを前回お話しました。

 

2013.5/11の記事を参照してください。)

 

 

 

今回は、眼瞼下垂の手術の際に、瞼のタルミを取り過ぎてはダメ、というお話をします。

 

 

 

まず、瞼のタルミが増えるのは額が慢性的に動くためである、ということを確認しておいてください。

 

 

 

ところで、額が上下に動くことで、伸びていくのは瞼の皮膚だけなのでしょうか?

 

( ↑ : 瞼の皮膚。)

 

答えはNOです。

 

 

額というのは、横に広いのです。

 

 

額が上下に動く度に引っ張られるのは、目の上だけではなく、両目の外側や、目と目の間の皮膚も同じです。

 

( ↑ : 目の外側、目と目の間。)

 

眼瞼下垂のある人は、普段額を使って瞼を引っ張り上げています。

 

 

 

 

皆さん、自覚はないのですが、

 

目を開ける時に額を使い続けると、目と目の間の皮膚も伸びます

 

 

 

 

 

目と目の間の皮膚も、瞼と同じように上に向かって引き伸ばされています。

( ↑ : 額で引っ張られる範囲。 

   : 目の外側、目と目の間。

   : 瞼の皮膚。)

 

目と目の間の皮膚は、一見平らに見えるだけで、実はかなりたるんでいます。

 

 

(両手で額を押さえつけて、目を開ける時に額を動かせないようにした状態で、患者さんに目を開けてもらうと目と目の間に横ジワがかなり寄ります。)

 

 

 

眼瞼下垂の手術により、額を使わなくても目が開くような状態になり、尚且つ瞼のタルミを取り過ぎると、目と目の間のタルミと鼻の横ジワがそのまんま、素の状態で現れるようになります

 

 

 

 

実際、眼瞼下垂の手術をしたり、目の上のタルミを取ると、少しは鼻の横ジワが悪化するのですが、

 

我々術者は、術後の(目立つようになるであろう)鼻の横ジワが目立たない程度に、調節して瞼のタルミを取り除いているのです。

 

( ↑ 術前。 特に右上眼瞼の眉毛と睫毛の距離が離れています。)

( ↑ 術後 2ヶ月目。 眉毛と睫毛の距離は近づいています。鼻根部に少し横ジワが出ています。)

 

 

 

 

そこにタルミがあるからと言って、取れるだけタルミを取れば良いというわけではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ 眼瞼下垂の治療は保険適応です。

※ モニター募集はありません。

※ 症例写真は、患者様ご本人の快諾を得て供覧させて頂きました。

 従って、モニター写真ではありません。

 

 

 

記事や治療についての質問は、ホームページのお問い合わせ からメールでお願いいたします。

 

 


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