こんにちは。
座敷わらしです。
わらしたちの外遊びの様子です。
手始めに、ちびは自転車の練習をします。
がんばれ、ちび。
わらしは院長とラケットとボールを使って遊びます。
見て分かりますかね?
プラスチックできた一風変わったラケットで、ボールの投げ受けをします。
ちび乱入。
…おい、自転車はどうなった?
やれやれ、またか…。
人のものをすぐ奪いにくるんですよね…。
しばらく奮闘してみるものの、まともに打ち返せないため、別のアイテムに変更してみます。
これまたラケットタイプですが、こちらは卓球のラケットを二回りほど大きくしたタイプで、付属のシャトルコックを使って打ち合います。
ラケット表面はプラスチックむき出しなので、カツンカツン鳴ります。
完全にちびにポジションを乗っ取られたわらしはというと、別に怒るでもなく、横でキャスターボードに乗って遊んでいます。
どこ、打ってんだよ。
ちなみに、今回紹介したラケット系アイテムはイトー〇ーカドーで買えます。
数百円とお手軽な価格ですが、コツをつかめば結構楽しめます。
↑ 最後までコツをつかめなかったモノノケ。
(…続く。)
刺青切除。右腰部。
30代、女性。
( ↑ 術前。 )
( ↑ 術後。 )
皮膚の伸展が割と良かったので、1回で除去できました。
( ↑ 術前。 )
1回で取り除けるのかそうでないのかは、術前の触診である程度分かりますが、残念ながら確約はできません。
( ↑ 術後。 )
皮膚の伸展具合は、体型だけでなく、体質としての皮膚の質に依存します。
傷の醜い目立たないの違いが出る理由はいくつか存在します。
( ↑ 術前。 )
傷跡ができるだけ目立たなくなるようにするためには、いくつか条件があります。
( ↑ 術後。 )
そのうちの一つが、傷跡が、本来の皮膚の自然なシワの流れに沿っているかどうか、というものです。
今回除去した刺青は、見ての通り、輪郭が不整形で、全体的にギザギザしています。
( ↑ 術前。 )
形成外科でしばしば使用するW形成のデザインを応用して、うまいこと色素の入っていない皮膚を残すようにギザギザに作図し、刺青を除去すると、まっすぐな一本線ではないギザギザ一本線の傷跡になります。
(詳しくは、当院ホームページの “▶刺青除去” のページを参照してください。)
( ↑ 術後。 )
傷跡を意図的にギザギザにしています。
…それは何故か?
皮膚外科的には、皮膚の持つ本来のシワのライン(皮膚割線といいます)に平行になるように傷跡が残せれば、最も傷跡は目立たなくなります。
しかし、刺青が都合よく、その長軸(最も長い部分)が皮膚割線と平行になるように入っているケースなどそうそうありません。
(大きめのホクロやアザは、長軸が皮膚割線に平行になるように発生することが多いです。)
この点が、人工的に入れた刺青と、自然発生するアザやホクロの切除とは異なる点の一つで、
刺青の長軸が皮膚割線に平行でないどころか、直交していると、傷跡は目立つ結果になります。
今回も刺青の長軸は、皮膚割線に直交しています。
このような場合、皮膚割線に直交する長い一本線にするよりは、完全に直交していないギザギザの一本傷にした方が、傷跡が目立たない結果になります。
また、(体全体から、範囲としてみた場合)傷の長さが短くなる、という利点もあります。
(仮にギザギザを引っ張って一本線にすることができるとしたら長い縫い目ですが、実際には、ギザギザにすることで傷の占拠範囲が圧縮されて見かけ上の傷の長さは短くなる、いうことです。)
( ↑ 術前。 )
( ↑ 術後。 )
まとめ。
目立たない順に、
1.皮膚割線に平行な一本線(腰であれば、水平方向)
2.ギザギザ(短い斜めの連続)
3.皮膚割線に直交する一本線(腰であれば、上下方向)
となります。
傷は最低6か月は赤く硬いので、その間テーピングをして頂きます。
[【タトゥー(刺青)除去 切除法】刺青を切除し、縫合にて閉創する。起こりうる合併症(リスク)と時期:術後1から2週間は腫れ、内出血、血腫、二次感染、縫合不全。術後1から3か月は浮腫。術後6か月は傷の硬さ赤み。元々ある望ましくない状態の残存。創部周囲の過緊張、毛細血管の新生。一度の施術で全ての刺青が取り除けない可能性あり。
価格:¥70,200(税込)~]
興味のある方はご相談ください。
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