先ほどの続きです…。
草の実コレクションツアーを満喫した熟女4人。
気がつけば喉もカラカラ。
そうくればツアーの道々、横目に見てきたトンネルレストランやぎや。
あそこでお茶をしようということになり…。
周囲の緑とかわいいやぎに見とれながらお店の中に…。
その時女性が一人お帰りになるところの様子でした。
熟女4人オシャベリに花が咲いていると先ほどの女性が戻ってきました。
聞けばやぎと戯れてとっても自然に抱かれ癒されたと熱く語りだし…。
仲間の一人がよかったら一緒に…と椅子を勧めると
その女性は帰りがけの足を止めてオシャベリの輪に仲間入り…。
熱い話は更に続き…。
どうやら現在の住まいの周辺は殺虫剤の散布がひどくて体調を崩し
もっと環境のいいところを探し探し歩いてきたらここまできてしまったとか…。
(え~~??こんな山奥まで家を探しに??)
神が創りたもうこの世界の自然は大事に…生き物はかわいがらなきゃ…って。
虫を食べてくれる蜘蛛を大事にお腹にのせて話しかけるって…。
(そうよね…環境は大切だよね~でもそうね~蚊はね~蜘蛛はね~!??)
人間便利になると暮しにくいことが増えますね~。
車がなければ雪かきだってさささ…でいいし…。
ましてや神が降らせる自然の産物なんですもん。
そんなに雪を嫌わなくても…って。
(う~~~んっ。でもね~生活に除雪はかかせないし…)
それからさらに話は尽きず…摩周湖に伝わるアイヌの伝説にまで話は及び…。
「バスガイドだったんです…」
(へ~~!)
そんな話でやぎやの午後は時間が過ぎてゆき…。
そろそろ…という頃。
下まで帰るなら車に一緒にのせて欲しいということになり
やぎやを後にして、ものの5分ほどの道のりを走り始めたとき…。
「右手に曲がりますと札幌を見渡す高級住宅地宮の森に続きま~す~。
札幌の町並みに飛び出すような大倉山ジャンプ場……」
(う~~~んっ…うまい!
私の言葉じゃうまく伝えられません!本格的バスガイドだったんですもん!)
「左手に曲がりますと新緑の木々を抜けて札幌の住宅地へと参ります~」
と名調子は続きます…。
そして新緑の木々を抜け出たころには
♪あ~~おい山脈ゆきわりざ~くら~♪…うたも飛び出す!
(拍手~~~!!! ………???)
「もうすぐつきますよ~~」と私。
「せっかくなのでもう一曲!一番だけ」と
停車した車の中で歌ってくれたのでした。
松原千恵子主演の映画の主題歌らしいのですが…。
(む、む、む、!そんな歌シラナイ……???)
名残惜しむかのように「グッバイ~」と英語も飛び出し一人一人と熱い握手!
投げキッスで見送られながら車を発進させた私たちでした。
こんな思いがけない出会い。
楽しかったツアーがガイドさんのおかげで
より一層印象深いものになったのはまちがいなし!
ガイドさん、いいお家が見つかりますように…。
またやぎやでアイマショウ…。