続きです。
北海道の冬…融雪編①では
車庫前のロードヒーティングをご紹介しましたが
雪の問題は更に続きます。
歩道や道路の山になっている雪。
こちらの量もハンパじゃないのよね!
除雪車がいっぱい雪を置いていくし…
なので歩道から道路までもシッカリ除雪するために
ロードヒーティングだけでは足りないと思い
融雪槽まで完備しちゃったんですよね
これは簡単に言うと地面に大きな穴を掘り融雪槽を埋めるのですが
その穴に雪を捨てて、
そこに給湯ボイラーで沸かしたお湯をかけるんです。
そのボイラーは半地下車庫の隅に置かれています。
で、自宅敷地外(車道とかね)に
ロードヒーティングするわけにはいかないので(笑)
こうして運んできてはここに放りこみお湯で融かしています。
でも難点も多々あるの。
我家のはロードヒーティングの予備のようなもので
高性能じゃないせいか
なかなか融けず時間がかかるのよね。
雪山全部がいっぺんに入るわけじゃないし
融かすための水道代もかかるし
お湯を常時流しっぱなしにするので
その作業中はでかけられないのよね。
それならロードヒーティングの余熱を利用して
その上にどっさり雪をまくほうが勝手に融けてくれていて
労力的にも時間的にも効率がいいのよね。
なのでこれはあとあと、必要なかったなぁ~って感じですが
でも設備がもったいないので
試運転のように年に一度ぐらい使ってみます。
今年も先日の吹き溜まった雪で試運転。
お湯がシャワーのように吹き出ているのがお分かりいただけますか?
いずれのシステムも灯油も電気も水もいるという
ちっともECOじゃないシステム。
灯油高騰の折ではこのシステムを満度に使うより
結局排雪業者にお願いするほうが
経費も労力も要らないという時代になってしまいました。
この先どんな時代が来るのかしら?
主婦としてはそっちも不安です。
まぁ~防寒ポカポカ便利グッズの紹介じゃなくて
北海道の雪とのキビシイ戦いの記録だと思ってくださいね!
北海道を紹介するにはこんなアイテムもいいかも(笑)?
そうそう!
春はもうすぐそこまで来てる予感、今日は満タンです!
ルンルンしそうな天気の朝です
このmiyさんの北海道の冬シリーズなどなどで、いかに除雪が肉体的、経済的、精神的に大変な事なのかよ~く解りました
本当にお疲れ様です。
たのし~い春はもうそこまで来ていますよ~。
ガンバデ~ス
これそれに使えるかも(笑)
実際には途中にアミがあるのでおちても膝上くらいでシャワーのお湯がかかるくらいなものです。
(そのあみの下が溶けた水の貯水層になり下水にいきます)
ついつい山ほどギュウギュウに雪を入れたくなるので
長靴で踏んづけては押しこむのですが、うっかりすると途中で融けていたりでずぼっなんてことは、ままあったり…(笑)
穴といえば凍った湖にチカ釣りに行くのが楽しみだったのですが
釣り人があける10cmほどの穴にアワテンボウの息子Bは幼稚園の時、
2度も落ち片足厳寒のなかびしょぬれでそれでも釣りを楽しみました。
今思えば可愛そうなことをしました
防寒靴の片方も湖の中に吸い込まれちゃいましたから(笑)
これぞまさしく地面の床下収納庫だねー
初めて見た・・
池にも側溝にも落ちたからかなぁ(笑)
何もかも凍ってしまう世界では、雪の処理が本当に大変ですね・・・