今日は、押絵でもなく、ネコでもなく、お野菜。
これは、そんじょそこらのお野菜とは訳が違うんで・・・
私は、人生の師と仰ぐ方たちにいっぱい恵まれてるんだけど、このお野菜は、その中でも特に子供の頃から憧れてたご兄弟の弟さんの手作りなんです。
以前からずっと、国内外に渡って有機農法の研究をされ、楽しい農業を目指して一念発起。震災の少し前くらいから、岐阜にその土地を得られ、持ち前のバイタリティと人なつっこさで、これまで奥様との二人三脚でがんばってこられました。
レストランに納める商品ができるまでになられ、馴染みの無かった土地にもかかわらず、このお野菜でないと!!というお客様もどんどん開拓していかれました。
毎年、この時期になると、恵の収穫をお送りくださるんだけど、これが最高!!
食べるのが惜しいような(それでもちゃんと頂くんだけど若くて柔らかな、お野菜そのものの味がギュッとつまった、それこそ大地の恵なんです。でも、残念なことに、これが最後の「ふるさとまごころ便」となりました。
年齢的にはまだまだお若い(私+9だから・・)んだけど、農業というお仕事は半端な肉体労働ではないのと、これまで支えてくださった消費者の方たちに、責任ある商品をお届けできる自信が揺らぎ始めたので、それでは申し訳ないと、今年いっぱいで農業に終止符を打たれることに。
いつもそれはそれは美味しく、ありがたくいただくんですが、今年はまた格別の思いで味合わせていただこうと思います。長い間、ほんとにお疲れ様でした。
でも、来年からは、神戸の地に「お帰りなさい!」になるので、それがとても楽しみなんだけど・・・
記念に写真を。