ここは阪急六甲駅前の八幡さま。
このすぐ隣にあるクリニックから、母絹甫の笑顔が戻りそうです。
不思議その1
先週木曜日は銀座教室。
いつもランチを共にする小学校の仲間(銀木ランチ)から母の容態を聞かれ、後遺症の痛みに悩んでいる話をしたところ、「中高のクラスメイトが腕のいいペインクリニックだから紹介するよ」と!
不思議その2
どんなに遠くても連れて行くつもりだったのが、何と車で15分の近い場所。
しかも、ご夫君のご実家が大そうな押絵の愛好家でいらっしゃり、初代絹甫の作品を何点もお持ちいただいてることが判明!
不思議その3
クリニックのお名前で思い出す芦屋のお家と言えば1件しかないんだけど・・・
絹甫の記憶どおり、その昔、作品のことで度々お邪魔していた三条南町にお住まいのSさんだったのです!
不思議その4
当時よくしていただいてたお優しい奥様は、震災でお大変な目に遭われたものの、同じ場所で今も94歳でご健在だと伺い、懐かしい想い出が一気に噴出!
不思議その5
お家にお邪魔していた当時、小さな坊ちゃんが居られたんだけど・・
絹甫がお目にかかっていた坊ちゃんこそが、今日お世話になったS先生の旦那さま。
私たちより6才上で、今は歯医者さんをしておられます。
不思議その6
三条南のお家にあった屏風や横額の大きな作品は、ご子息のお家、つまりS先生のお家にもらわれていた為、震災を免れ、今も外国からのお客様には特に喜ばれているとのお話!
友達のふとしたひと言から、赤い糸の束が一気に解けたようです。
これまで病院やホスピスで末期医療に取り組んでこられたS先生。
じっくり温かく包み込むように母の話を聞いてくださいました。
どこでも処方されなかったお薬を2種類お出し頂き、2週間ほど様子をみてから、量を調整しましょうと。
長くかかることは最初から覚悟の絹甫ですが、痛いまま我慢だけして日々を過ごすのと少しでも痛みを和らげながら前を向けるのでは、天と地ほどの違いです。
この先生に付いて行けば安心!と思わせて頂けることが、何にも増しての良薬でしょうが、実際にプラスαの薬剤があるのですから、きっと楽になることでしょう。
でも、診察を見ていて、つくづく思いました。
こうして人の体や心の痛みを、毎日一心に受け止められてる先生こそが、一番ケアーの必要な方だろうな~と・・・
病気になるまでは、仕事仕事で夜も寝られなかった絹甫。
病気になってからは、痛くて夜が寝られなくなった絹甫・・・
きっと、素晴らしく人柄がいいんでしょうねぇ。
昔から言います。
悪いヤツほどよく眠る・・・(古!)
皆さまのご参考に、この素晴らしいS先生のご紹介、ありったけの情報をご提供いたしましょう。
関本クリニック(関本雅子先生)
神戸新聞をご購読の方は、夕刊に「随想」を連載中ですので、そちらもご覧下さい。
5月19日、6月3日・18日、7月3日・21日、8月5日・20日
また、この関本先生が理事をお勤めの「兵庫・生と死を考える会」会長の高木慶子先生は、明日6月8日、神戸新聞平和賞を受賞されます。