昨日のデカい顔に付く頭の部分に、毛をかけました。
すが糸と呼ばれる絹糸を黒く染めたものです。
黒い布で地貼りした上に、厚過ぎず、1ミリのすき間なくひろげたものを、コテで裏に貼り止めます。
これだけの艶が出るまでには、毛をよ~く引っ張りながら、何度も何度もコテで数分伸ばし、それから貼りつけます。顔を描くより、緊張と熟練が必要かもしれません。
自分では最近、「うん、なかなかイケるようになったかな?」と思いつつ絹甫に見せると、一つ一つ点検しながら、
「・・・・・」(いつも胃液が出そうな無言の瞬間)
「ま、難しいわね~」
生徒さん達のお仕上げをできるようになってるので、少しは認められてるのか・・・?
初代絹甫は自分を認めていなかったと言う母ですが、順送りでしょうね
何十年やってても、「やった~」より「ハ~ァ・・・」の方が多いから、ほんとに楽しいのかもしれません。
美味しいビールめざして、がんばろ~~!って、目標ブレブレ