こんなに楽しい!みやび流押絵

各教室での押絵の作品や、道端で出会った季節の移ろい、クスッと笑えるテーマもありますよ~

田中竜児先生

2016年01月11日 | 悼み

田中竜児作「青不二」

長い間、年賀状だけでお付き合いが続いている場合、亡くなっておられたことが分からず、失礼してしまうことがあります。
10代から20代にかけて、田中竜児先生に日本画を教えて頂いてました。
具体美術で活躍され、甲南高校で美術の先生もしておられた方です。
昔、生田神社の「えびら会館」で、杮落しの個展をされたのも懐かしい思い出・・・
その田中先生が、一昨年の7月に亡くなられたことを、お嬢さまから伺いました。
押絵の作品をご覧になるといつも「遊びが足らんネ・・・」とhekomi
「手は器用やけど、人間的に不器用なんやナ~」なんて言われたこともwink
「綿で盛り上げる反対に、くぼましてもエエんちゃうの?」等々・・・
何十年経っても、心の棘として大事にしているお言葉です。
具体時代のお作品が注目され、この3月にベルギーで個展をされるとか。
独特のブルーと抽象の世界が、私は大好きでした。
これからも、見守っていらしてくださいね。