秋晴れの京都教室でした。
Ⅰ藤さんの「舞妓さん」が完成!!
会社のお玄関用に、輪島塗の額に「舞妓さん」を作りたいと言われたのが
1年ほど前のこと。
貼りにくい刺繍たっぷりのお衣装で、綺麗に仕上げられました。
身長1mほどの舞妓さんです。
かんざしは、極薄の絹で作られたつまみ細工を組み合わせてボリュームを。
この5ミリほどの花びらを作れる技術、今はほとんど無いそうです。
扇もお人形用の手描きを。
帯留めにはヒスイを。
昔からお世話になっている輪島塗の大徹さんにお願いし、
半年がかりで完成した額を今日、輪島からお持ちいただきました。
Ⅰ藤さんんも私たちも、初お目見え。
上質の日本の漆で何回も何回も塗り重ねた後、数か月かけて乾燥された輪島塗の額縁は、触れると柔らかな温かみが伝わってくる最高芸術品です。
裏板を外し、中の土台を出していただきます。
その上に仕上がった押絵を付ける緊張感!失敗は絶対に許されません。
きれいに仕上がり、ほっ!
後のビールが美味しいぞ~!
再び中に収めて金具を取り付け。
この後、会社のお玄関に無事かけていただきました。
はるばる輪島から、ありがとうございました。