こんなに楽しい!みやび流押絵

各教室での押絵の作品や、道端で出会った季節の移ろい、クスッと笑えるテーマもありますよ~

さようなら、森さん

2021年02月12日 | 悼み

なんとかもう一度、お教室へ…!の願いが届かず、
森弘甫さんが2月5日に旅立たれました。






 東日本大震災のボランティア活動に参加しておられた森さん、
そこで出会われた尾道帆布の彩工房さん(ハコベル生みの親)から
私のことを聞かれ、ロイヤルのお教室へ来られたのが7年前でした。
お若い頃、祖母の所縁の方にお稽古しておられたそうで、
不思議な巡りあわせに心から感謝したものです。

 ここ数年、ご病気と闘いながら、それでもいつも明るく笑顔いっぱいで、
押絵を作る楽しみを心の支えに、一生懸命がんばって来られたのですが…

 ご親切で温かいお人柄は、お教室の皆さんやロイヤルの方々からも
ほんとに愛され、みんなまだ、この悲しい現実を受け入れることができません。




 出会うだけでも幸せになれるという京都の四つ葉タクシー、
森さんは、その記念乗車券をお持ちでしたから、きっと今ごろは、
すべての苦しみから解放され、天上で楽しいドライブをなさりながら、
私たちを見守ってくださっていることでしょう。

 この7年間、幸せな時を共に過ごさせていただき、
本当にありがとうございました。
ごゆっくり、お休みくださいね。