大西礼久先生が、大曲「卒都婆小町」を披かれる有難いお招きを頂き、大槻能楽堂へ。
お祖父さまには子供の頃、お謡とお仕舞をお稽古していただいておりました。
美貌と才を欲しいままに過ごした小野小町が、気持ちを弄んだ深草の少将の怨念に苦しめられ、老いさらばえた百歳の姿で狂う様…
そして終には、極楽浄土での安寧を御仏に祈り帰依する…
毎秒半歩くらいの抑えた動きと声の中、冴え渡る大鼓の響きと包み込むような小鼓の音に、現実を忘れ、悠久の時へタイムスリップした、素晴らし過ぎる1時間半でした。
お祖父さまには子供の頃、お謡とお仕舞をお稽古していただいておりました。
美貌と才を欲しいままに過ごした小野小町が、気持ちを弄んだ深草の少将の怨念に苦しめられ、老いさらばえた百歳の姿で狂う様…
そして終には、極楽浄土での安寧を御仏に祈り帰依する…
毎秒半歩くらいの抑えた動きと声の中、冴え渡る大鼓の響きと包み込むような小鼓の音に、現実を忘れ、悠久の時へタイムスリップした、素晴らし過ぎる1時間半でした。