お帰りを心待ちに…

教室の帰り、テイクアウトを頂戴に伺うお店があります。
母絹甫が大気に入りで、月2回帰りを楽しみに待っているのですが、
ほんの一人前しか頂きませんのに、それはそれは心いっぱいの
設えをしてくださるお店なんです。

　そこのご主人さまから、急な治療入院で来月初めまでお店を閉めることになり、
まことに申し訳ありませんとのメールが！
ほんの僅かしかお世話にならない私にまで、ご丁寧にお知らせを頂き恐縮で…

　でも、この謙虚なお気持ちこそが、京にここありと言われるお店を６代も
続けてこられている所以と思うと同時に、大切なものを学ばせていただきました。
お早いご快癒を心からお祈りするばかりです。

　実るほど頭を垂れる稲穂かな

考えたら私、頭垂れるほど実ってませんでした