なんとかもう一度、お教室へ…!の願いが届かず、
森弘甫さんが2月5日に旅立たれました。
東日本大震災のボランティア活動に参加しておられた森さん、
そこで出会われた尾道帆布の彩工房さん(ハコベル生みの親)から
私のことを聞かれ、ロイヤルのお教室へ来られたのが7年前でした。
お若い頃、祖母の所縁の方にお稽古しておられたそうで、
不思議な巡りあわせに心から感謝したものです。
ここ数年、ご病気と闘いながら、それでもいつも明るく笑顔いっぱいで、
押絵を作る楽しみを心の支えに、一生懸命がんばって来られたのですが…
ご親切で温かいお人柄は、お教室の皆さんやロイヤルの方々からも
ほんとに愛され、みんなまだ、この悲しい現実を受け入れることができません。
出会うだけでも幸せになれるという京都の四つ葉タクシー、
森さんは、その記念乗車券をお持ちでしたから、きっと今ごろは、
すべての苦しみから解放され、天上で楽しいドライブをなさりながら、
私たちを見守ってくださっていることでしょう。
この7年間、幸せな時を共に過ごさせていただき、
本当にありがとうございました。
ごゆっくり、お休みくださいね。
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