こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

最近、ちょっと危険じゃないかな

2011年02月14日 | 議会
みるもる雪がつもってきた。
今朝、駅前でチラシを配っていたときにもちらついていたけれども、いまは、札幌時代を思い出すくらいのふりかた。
これは、子供たち、わくわくして眠れないのでは。今、庭に積もった雪です。

最近、公務員に対する風当たりが急に強くなってきている。
今日も、あるテレビ番組で、公務員が働いているという事実をまるで忘れているかのように、
むだにに給料を得ているかのような攻撃の仕方にびっくり。

国立市の市役所は半分が時給で雇われている嘱託員。私もそうだったけど、ボーナスもなければ、手当てもない。そして保障もない。時間は1日6時間だから、その分、半数の正規職員の残業が多くなって、大変な状況。部署によっては1ヶ月の残業が100時間を越えて、心身に異常をきたして、辞めざるをえなくなった人もいました。こんな状況は国立市だけではないようです。近隣の市でも同じような話を聞きます。
私が駅頭で立っていると、ほかの候補者が「公務員と議員を半分にする」という話をしていました。
どうして、こうも今、公務員を敵のように、無駄遣いのようにいうのでしょうか。民間の賃金が平均61万円も減っていて、その不満の矛先を政治のあり方に向けないようにしていると、マスコミを使って、国民の意識を洗脳しているよう感じます。


もうひとつ、危険を感じていること。
今、日本は、大きな分かれ道にきているような気がします。
時の政権は、TPPに参加し開国を!とキャンペーン。
開国というと、聞こえがよいけれども、そんな言葉だまされないようにしてほしい。


 農水省の試算でも、TPPに参加して、関税をなくせば、日本の食糧自給率が39%から13%に下がり、米の9割が外米になってしまうということです。競争すれば農業も強くなるというけれども、何でも競争すればよいという言葉だけのやりとりにでは現実の日本の農業の実態からかけ離れているような気がします。そもそも、自分たちの国の食料を生産していくことに、他の国との競争が必要でしょうか。
 そして、一番変!と私が感じていることは、今の日本の関税がとんでもなく高いように報道されていること。実際、日本の関税は11パーセントで、ヨーロッパの国々よりもずっと低いし、ドイツもフランスも関税は日本より高く設定されて,食料自給率も日本よりずっと高くて、基本的に自国の食べ物は自分たちで生産することが当たり前となっています。もし、TPPの道を進んでしまったら、日本はまさに「買い食い国家」になってしまうのでは・・・買えるうちはまだ何とかなるけど、ほとんどを海外からの輸入に頼ってしまって、食糧の高騰になったら、と思うと怖い。今、私の好きなコーヒーが、値上がりしているけれども、嗜好品ならまだしも、毎日の主食や副食まで海外の情勢に支配されるのは、危険すぎるのではないでしょうか。


先日、あおやぎ苑という国立市の介護老人保健施設を訪ねた。昔、宮崎で高校の教員をしていたとき、生徒を連れて、特別養護老人ホームには何度か行っていたが、国立市にきて老人介護の施設を訪ねたのは初めてでした。とても明るい雰囲気で、職員の方も気持ちよくお話をしてくださり、国立の老人福祉のために少しでも役に立ちたいという思いが伝わってきた。おあやぎ苑の需要が高くて25年度にむけて、増築して120床以上増えるそうです。国立市は、老人のための施設がまだまだ足りなくて、特養ホームの待機者だけでも240人。私の住む東地域には、老人の介護の施設や老後の居場所がありません。市の所有地や国有地で利用されていないところに高齢者の居場所つくりをしたいと思っています。国立市にもそんな土地がいくつもあるので、行政に働きかけていきます。

 そういえば、最近、ほかの会派の方が、福祉やくらしの要求をまるで、悪いことのように言ってるのを耳にします。これも危険な兆候と感じるのは考えすぎでしょうか。私たちは社会的な弱者(こどもたちや高齢者、しょうがいのある方など)も安心してくらせるために、つまりだれもが心豊かにくらせるように働いたお金から税金を払っている。だから、その税金を福祉や教育に使うのは、無駄遣いではなく、当たり前のことではないかしら。国や市は、私たちの払った税金をもとにサービスをするのが仕事だもの。税金の使い道について、市民が要望するのは、わるいことではなく、当たり前のことですよね。

遊んで!と毛に空気をいっぱい入れて?しっぽがふくらんでいます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする