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こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

クリスマスは、国立市長選挙 投票へ!  2人の候補者の政策の違いは

2016年12月24日 | 日々のつぶやき
明日は、クリスマスで、国立市長選の投票日。

私達の暮らしに直接関わる大切な選挙。

2人の候補の政策、一見、違いが分かりづらいけど、特に大きな違いは、以下の3点。

特養ホームの待機者が140人を超えている、24時間の在宅介護の現制度が重度の単身や老々介護の高齢者にとっては、厳しい現実に対して

・男性候補は、在宅ケアで特養ホームは作らないという前市長の政策を継ぐ
・小川ひろみは、在宅ケアの充実とともに、特養ホームも増設する。

保育園の待機児童が100人を超えている現実に対し
 
・男性候補は、4つしかない公立保育園の民営化を進める政策
・小川ひろみは、認可保育園を増設して、歴史ある公立園の民営化に対しては、保護者の声を聞いて見直す。

市長不在のもとで家庭ごみ有料化が決められた(12月議会で、自民・公明・新しい議会・みらいのくにたちの多数で議決)現実に対して

・男性候補は、12月議会に市長代行として家庭ごみ有料化を議案として提案(私達は、政策的な議案は選挙後の新しい市長まで出すべきでないと要望したが・・・)
・女性候補は、市民の声を聞いて、家庭ごみ有料化は見直す。(特に容器包装プラスティックまで有料については、すぐにでも見直す)

そして、小川候補だけが、提案しているのは、貧困連鎖をなくすという点。
国立は、一見、豊かな雰囲気はあるけど、実際には、生活保護も増えているし、そのギリギリで頑張っている方もたくさんいます。
さらに、1割近くは母子世帯です。私もたくさんの生活相談を受けてきました。生活が厳しいのに、少ない非正規の給与から差押えに会った問題や老老介護の問題や、親の介護のために仕事を辞めて、貧困に陥った話など…小川ひろみさんは、このような現実に対して以下の政策を提案しています。

・誰でも気軽に相談できて、憲法25条が響き渡る温かい市役所をということで「頼れる課」を作る。とことん暮らしに寄り添っていく市役所にする
・若者支援として、市長の給与を半額にしてでも、給付制の奨学金を作る

これらのこと、本当に実現できるの?という声もあるかもだけど、要は、市長が使い方を決めるることができる政策予算の配分です。

これまで国立駅周辺の開発など偏重した政策予算を組み替えることで、可能です。

たとえば、特養ホームは、国立市の整備率は3多摩でも一番低い部類として、東京都の補助金が、一般の補助金の1.5倍出るので、たとえば、ユニット型であれば1床につき、普通500万円の補助がつくのが750万円の補助が出ます。また、多床室の場合も1床について、400万円の補助が出ます。これらを利用して、たとえばデイサービスや小規模多機能型と併用した特養ホームの増設も制度上は可能という答弁を9月議会で私の質問に対して市が答弁しています。

駅前にホールや商業施設などの複合公共施設が、今緊急に必要なのかどうか、精査して考えていくことも必要ではないでしょうか。

自治体財政は、市民の預けた税金という限られたパイをいかに市民に暮らしのでこぼこをなくしていくかを最優先に考えていくべきではないでしょうか。

駅前の複合公共施設に関しては、当初は70億円以上かかる9階建てのマンションも入ったビルという素案が出されていましたが、

市民の方の多くの反対の声もあり、3階建てに変更されました。それでも、35億円かかります。

駐輪場として機能していたのをわざわざ壊して、ビルにする、それより、なるべくお金のかからない駅前広場、緑のある空間にして、その分のお金で暮らしや命を守る政策に回すべきではと思います。これは、私の一つの提案ですけど…

この6年間、私が市議になって、自公の与党市政でしたが、市は財政が厳しいと言って、市民負担増(学童保育料や駐輪場、国保税、介護保険料などの値上げ)や高齢者福祉制度の削減をする一方で、政策予算の7割から8割が毎年、まちの景観と賑わいを作るという名のもとの土木費用として費やされてきました。

この税配分こそ、見直すべきと、私は、6年間言い続けてきましたが、一切聞く耳を持たない国立市政でした。これをを受け継ぐのは、役人として市役所に勤めてきた元副市長の男性候補です。財政を健全化したというけれども、その中身は、市民負担を増やし、福祉を削ったことで、市民のための健全化ではありません。

小川ひろみさんの言っていることは、地方自治法に定めてある自治体の目的である「住民の福利向上」という点で、もっともあたりまえのことです。

今の社会は、この当たり前のことができていない現実があると思います。

一人ひとりの人権を守る、命と暮らしを守る願いをぜひ、小川ひろみさんへ。





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