7月2日の明治公園の原発をなくそうの緊急集会へ娘も連れて参加してきました。
国立駅に車椅子を押して行ってたら、朝顔市をやっていました。
いろとりどりの朝顔。屋台。子供づれの夫婦。いいなあ~こんな日常が送れる平和を大切にしなきゃ。
明治公園、車椅子で移動するのが大変なくらい人が集まっていた。2万人集まったそうです。
福島や浜岡からもバスで参加されていました。
福島の農民連の方や高校生、新婦人の会の話には胸が痛く、本当になんとかしなければ!と怒りがわいてきました。
原発に頼らなければ、日本の電力は持たないという宣伝がされてきた。けれども、自然エネルギーを本気で開発すれば、日本は原発の40倍以上の電力を確保できると政府も試算している。
アメリカも原発はあるが、日本のような活断層の上や近くにはない。
日本の54基の原発はどれも地震がおこったら危険なところにある。
ほんとに、原爆を抱えているのと同じだ。
そして、今でも放射能が出続けている。福島とその周りの子供たちを守るために、何ができるか。
一刻も早く、国が暫定基準値を見直して、国の責任で、危険な地域から子供たちを避難させるべき。
腹話術のお人形「のぞみちゃん」と握手
「原発をゼロに」と「消費税増税反対」のたすきをしていました。娘が気に入って何度も握手をしました。
あまりに暑かったので、集会のあとのパレードはちょっとだけにして帰りました。
以下は、議会で、市民の方から出された放射能測定と子供たちを被曝から守るための施策を求める陳情に対して私が28日の本会議で行った賛成討論の内容です。
日本では1950年代半ばから商業用の原発が稼動されてきましたが、日本共産党は当初より現在の原発技術は未完成で危険なものとして建設にはきっぱり反対してきました。
今開発されている原子炉は、核エネルギーを取り出すときに莫大な放射性物質を死の灰を生み出す。100万キロワットの原発が1年稼動したあと、できる死の灰は広島型原爆の約1000発分です。それを原子炉に完全に閉じ込めることは不可能なこと、また、使用済み核燃料の後始末の技術も未完成で、たまる一方でトイレなきマンションともいわれています。
今回の福島原発をうけて、ドイツやスイス、イタリアでは原発からの撤退を決めました。
日本共産党は、政府が原発からの撤退を政治的に決断し、原発をゼロにするプログラムを策定することを求めています。
陳情は、原発によって放出されている放射能汚染の問題に関して、いろいろな事実を隠してきた政府のあり方では、子どもたちの命を守れないのではという親たちの不安や危機感を反映しています。
ただちに健康に影響はないという国の表現の裏には、あとになって影響が出るということです。
チェルノブイリ原発事故から25年たった今、内分泌系の病気が25倍、消化器系が60倍などと急増しています。
暫定基準値は外部被曝をもとに決められており、体内被曝の影響が考えられていません。
とりわけ細胞分裂の活発な乳幼児は、放射線で遺伝子が切断され、修復されないまま細胞が複製されるため、甲状腺や白血病などの病気になる、そのリスクは成人おとなの数倍から10倍と指摘されています。
陳情の説明でもありましたが、セシウム137の基準は、ドイツ放射線防護協会で、チェルノブイリの経験から大人8ベクレル、子どもは4ベクレルにと提言しています。ところが、日本の基準は200ベクレルです。
内部被曝のリスクを減らすために、子どもについては特別にガイドラインを早急に設けること、それに基づき給食の食材を吟味することは必須です。
また、通常年間の一人あたりの自然被曝線量は世界平均で2.4ミリシーベルトですが、今の基準の20ミリシーベルトは通常の約10倍の異常な値です。福島の事故以来、放射線が長期間放出され続けています。放射線は、低い線量でも長期間で発ガンのリスクが高くなります。
国立市も24日から空気の測定は始まりましたが、陳情では、国立市での子供他関連施設の空気や土壌の放射線量の測定を継続し行い結果を公表し、また、土壌についても速やかに計測し必要に応じて土壌の入れ替えを行うこと、そして、給食の食材にはできる限り放射性物質未検出のものにしていくことを求めています。これらの実現は、子供たちの健やかな成長を願う親の立場から当然のこととして、この陳情に採択を表明します。同時に原発に頼らないエネルギーを国に求めることを要望して、陳情6・7号の採択の討論とさせていただきます。
夜は、おいしいカクテルを
ベリーニという名前のカクテルだそうです。甘すぎないピーチ味でほっとひといき。
国立駅に車椅子を押して行ってたら、朝顔市をやっていました。
いろとりどりの朝顔。屋台。子供づれの夫婦。いいなあ~こんな日常が送れる平和を大切にしなきゃ。
明治公園、車椅子で移動するのが大変なくらい人が集まっていた。2万人集まったそうです。
福島や浜岡からもバスで参加されていました。
福島の農民連の方や高校生、新婦人の会の話には胸が痛く、本当になんとかしなければ!と怒りがわいてきました。
原発に頼らなければ、日本の電力は持たないという宣伝がされてきた。けれども、自然エネルギーを本気で開発すれば、日本は原発の40倍以上の電力を確保できると政府も試算している。
アメリカも原発はあるが、日本のような活断層の上や近くにはない。
日本の54基の原発はどれも地震がおこったら危険なところにある。
ほんとに、原爆を抱えているのと同じだ。
そして、今でも放射能が出続けている。福島とその周りの子供たちを守るために、何ができるか。
一刻も早く、国が暫定基準値を見直して、国の責任で、危険な地域から子供たちを避難させるべき。
腹話術のお人形「のぞみちゃん」と握手
「原発をゼロに」と「消費税増税反対」のたすきをしていました。娘が気に入って何度も握手をしました。
あまりに暑かったので、集会のあとのパレードはちょっとだけにして帰りました。
以下は、議会で、市民の方から出された放射能測定と子供たちを被曝から守るための施策を求める陳情に対して私が28日の本会議で行った賛成討論の内容です。
日本では1950年代半ばから商業用の原発が稼動されてきましたが、日本共産党は当初より現在の原発技術は未完成で危険なものとして建設にはきっぱり反対してきました。
今開発されている原子炉は、核エネルギーを取り出すときに莫大な放射性物質を死の灰を生み出す。100万キロワットの原発が1年稼動したあと、できる死の灰は広島型原爆の約1000発分です。それを原子炉に完全に閉じ込めることは不可能なこと、また、使用済み核燃料の後始末の技術も未完成で、たまる一方でトイレなきマンションともいわれています。
今回の福島原発をうけて、ドイツやスイス、イタリアでは原発からの撤退を決めました。
日本共産党は、政府が原発からの撤退を政治的に決断し、原発をゼロにするプログラムを策定することを求めています。
陳情は、原発によって放出されている放射能汚染の問題に関して、いろいろな事実を隠してきた政府のあり方では、子どもたちの命を守れないのではという親たちの不安や危機感を反映しています。
ただちに健康に影響はないという国の表現の裏には、あとになって影響が出るということです。
チェルノブイリ原発事故から25年たった今、内分泌系の病気が25倍、消化器系が60倍などと急増しています。
暫定基準値は外部被曝をもとに決められており、体内被曝の影響が考えられていません。
とりわけ細胞分裂の活発な乳幼児は、放射線で遺伝子が切断され、修復されないまま細胞が複製されるため、甲状腺や白血病などの病気になる、そのリスクは成人おとなの数倍から10倍と指摘されています。
陳情の説明でもありましたが、セシウム137の基準は、ドイツ放射線防護協会で、チェルノブイリの経験から大人8ベクレル、子どもは4ベクレルにと提言しています。ところが、日本の基準は200ベクレルです。
内部被曝のリスクを減らすために、子どもについては特別にガイドラインを早急に設けること、それに基づき給食の食材を吟味することは必須です。
また、通常年間の一人あたりの自然被曝線量は世界平均で2.4ミリシーベルトですが、今の基準の20ミリシーベルトは通常の約10倍の異常な値です。福島の事故以来、放射線が長期間放出され続けています。放射線は、低い線量でも長期間で発ガンのリスクが高くなります。
国立市も24日から空気の測定は始まりましたが、陳情では、国立市での子供他関連施設の空気や土壌の放射線量の測定を継続し行い結果を公表し、また、土壌についても速やかに計測し必要に応じて土壌の入れ替えを行うこと、そして、給食の食材にはできる限り放射性物質未検出のものにしていくことを求めています。これらの実現は、子供たちの健やかな成長を願う親の立場から当然のこととして、この陳情に採択を表明します。同時に原発に頼らないエネルギーを国に求めることを要望して、陳情6・7号の採択の討論とさせていただきます。
夜は、おいしいカクテルを
ベリーニという名前のカクテルだそうです。甘すぎないピーチ味でほっとひといき。
福島という悲しい辛い事故を生んだ日本から原発撤退の声をあげるべきです。