こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

大型開発を聖域化しての国保税の値上げはとんでもないよ

2012年11月26日 | 議会
昨日は、地域で選挙にむけての決起集会。


今日は、午後から国民健康保険運営協議会が開催。

国立市の国民健康保険税を約26%値上げする市長の諮問についての2回目の話し合いでした。

財政が厳しいから値上げするのならば、仕方ないが、本当に無駄を省き、節約して上でするべきという意見が多かったです。

国民健康保険税の加入者の3分の1の方は所得なし層です。そして、8割近くが年収200万円以下。

国保の特別会計に一般会計から8奥7千万円繰り入れがあるからとんでもないという意見ですが、

実は、国民健康保険の財政から約9億円も後期高齢者医療制度への負担金を支援として出しているのです。

ということは、繰入金はそっくり後期高齢者の分なので、実は国保の財政は保険料で賄えていることになります。

財政改革審議会では、このまま、国立駅周辺のまちづくりなどを進めれば赤字が増え、財政再建団体になると言っているのに、

150mの延伸に35億円もかかる都市計画道路3・4・10号線などは聖域化してどんどん進めている!

財政が厳しいなら、国保税の値上げのの前に借金を増やす大型開発を見直すのが常識でしょう。

国立市は道路率が3多摩26市で一番。そして中心部分が通過道路のない作りなのでほとんど渋滞がありません。それなのに、また、道路に大きなお金をかけて、市民の負担を増やすなんて、誰のための政治になっているのか!

今の国立を大切にして、もっと教育や福祉を充実させて人をよぶべきでは。

先々週に国立市の市議会議員視察で墨田区役所へとても立派な区役所の壁のガラスにはスカイツリーが映ってる。

区役所の窓から見えるスカイツリー

スカイツリーができるまでは、地元の商店街は観に来る人でにぎわってたそうですが、できてからは、スカイツリーの中で買い物も済ませるので、地元の商店街は閑古鳥!

これまで半年で2000万人の来場者。けれども客は「東京ソラマチ」に流れ、地元の商店街には来なくなり、来客数は感覚的に約80%減だそうです。スカイツリーにパンチ!

と言いながら、一応視察なので、第1展望台までは昇りました。個人的には高いところが大好き。下が透けて見えるガラスの床は面白かったです
以前は高所恐怖症で、ちょっと高いとお腹がムズムズしていたけど、登山をはじめてそれも解消。

国立市も駅にビルを建てて人を呼ぶと言ってるけど、それでは地元の商店街が大変になる可能性が高いことは、立川のエキュートで、地元の商店街が立ち行かなくなったのに学んでほしい。

私は、高架下にだれでも無料で利用できる図書館をと言ってきました。今日、国保の協議会でそんなお金のかかることを言う議員もいるという委員さんがいました。

駅の高架下の2500㎡は国立市が使えるので、そこに図書館を作る事業だけに限れば、153億円の10分の1に予算が圧縮できるのです。

国立市は中央図書館が狭くて老朽化しています。文教都市と言いながら、建物は手狭なのです。そして、駅からも遠いので、駅前に図書館をという運動が30年前から市民の中で行われて、何度も市に要請をしています。それも受けての駅前図書館です。高架下は何かにしなければならないので、図書館をと言いたいです。

要するに、ビルや道路やロータリーを触らず、最低限必要なことに特化していけば借金もふやざずに、人をよぶ街にできるということを言いたいのです。

ちょっと、誤解されているのが悲しかったです。

今日は知恵熱が~!このへんで失礼します。






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