4月22日から6月11日まで開催中の展覧会に行きました。
《東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展》

美術館前には大きな垂れ幕。

勝山や新穂高温泉などに同行してくれた従弟と、本職を辞めて時々に、手伝いに出かけている程度、
ゴルフなどを楽しんでいる模様。電話で誘ったら二つ返事で。
前職業柄、余り絵画とかには興味薄いかなーと心配しましたが、結構な博学でビックリするほど。
平日にもかかわらず大人気でした。駐車場も満車近く、思わずビックリ。

会場内もひとだかり。中々とゆっくりと鑑賞は難しかった。
それでも、それなりにゆっくりとかみしめながら愉しみました。
緑とも青とも、、不思議な配色。決して線が鮮明に出てるわけでは無い。
今回の障壁画は、鑑真和上が荒波と犠牲を伴いながら大和の国への《海》
そして、悠久に流れる大河のほとりにしなやかな木々は風に揺られた情景を無彩色、白黒の墨絵のように。
最後は、雲や霧、霞かかる山奥の山々、その中で一筋の白く目立つ滝。
要請を受け他の仕事を一切絶って中国へも三度ほど足を運び数年かけて完成させたとか。
又、日本各地でもスケッチに回られたとか、いろいろとパネルで紹介されていました。
今までにもずいぶん目にしてきました。
湖畔の木立に白い馬が見える、など。長野の善光寺近くにある「東山魁夷美術館」も行ったこともある。
今回の展覧会は、障壁画だけ、普段の作品は無し、それもいいですねー、見ごたえは十分に
私には伝わりました。まだ目に浮かびます。
やはり、良いものはいいかな。絵画鑑賞好きです。