ばぁばの日記

富士のふもとで 静かにのんびり穏やかに 老夫婦は おなじ方向を向いて身の丈に合った時間を丁寧に送っています。

自粛生活

2021-02-10 21:50:45 | 思い出
田舎住まいは自粛生活もあまり苦にならない。
周りに何もない殺風景な田舎。
お隣まで約100mぐらい
裏の家までもおなじ
回覧板を持っていくだけでも、運動になる。
お互いに顔は合わせていないなあ。
何せ どちらも高齢者2人暮らしなのだ。
元気?毎日何してる?夕飯は何?
なにか変わった料理ないかしら?
たわいもないことをメールしている。

安否確認にもなっている。
以前は お互いの家を順番でお喋りをしていたが
それもままならない今。

普段できなかったことに挑戦したり、お庭の草花を愛で、
片付けしたり、お料理したりと楽しい面もある。
そして今を見つめ直し、後世に残すべきものは?
我が家の田舎料理のレシピ
母から受け継いだ漬物のレシピ
行事食も残しておきたいなあ~
色々考えていると、時間はあっという間に過ぎていく。



サロンもお休みで、近くてもなかなか会うことなし。
私の福祉活動も休み、最近は面倒かける少年もなく
裁判所も遠のいた・・・良い事だ。
絵手紙教室もお休みなので、1人で気の向くまま。
主人も土練りや色鉛筆と、それぞれがそれぞれの趣味を
愉しんでいる。
最近は歴史講座にも週1回出かけている。

  


絵手紙でカレンダーを作った。

  
 次男のお嫁さんから少し早いですが・・・・と。
 届きました。
 主人嬉しそうでした。

コロナは終息する気配も観えず、
新型コロナウイルスの感染が拡大し心配は募る。
医療提供体制の逼迫が解消されていないニュースも多く
医療関係者のご苦労を思うと、頭が下がる。
こんなにものんびり生活させてもらって良いのかな?
毎日を丁寧に大切に生きようと思う。



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恩師

2021-01-25 22:45:16 | 思い出
近所に住む中学時代の恩師の奥様。
恩師は亡くなり1人生活なので、声かけをしている。
ご子息もお嫁さんも東大卒後 ともにイギリスに留学。
その後 慶応の教授になり大活躍。
奥様は現在 静岡大学教授。
確かに素晴らしい経歴の持ち主であるが
世界中を駆け巡る教授のため、家は留守がち。
結婚を機に隣に家も建てられ、別生活。

恩師の奥様は、寂しい時間を過ごしているようだ。
中学時代は良く遊びに行き、ご馳走になった記憶もある。
恩返しは出来ないが、声掛けをして話を聞くことはできる。
頭の良い方で、話していても楽しい話題がどんどん。
俳句が好きで意気投合した主人も、加わりお喋りは続く。


今年も九州の友より葉つきミカンが届いた。

朝食用に野菜パウンドを焼いた。



我が家の梅がほころび始めた。



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記念日

2020-12-15 21:12:48 | 思い出
12月12日は結婚記念日だった。
「いちにいちに」と若い2人が力を合わせて
進みなさいと父がこの日に決めた。
「今日からはお前が家の光になるんだ」とその朝
父は祝ってくれた。
主人は結婚以前に両親の養子となり、実子である私と
結婚した・・・という形で戸籍筆頭者となった。
戸籍筆頭者が私では
主人が可哀そうだと両親の計らいであった。
田舎暮らしで世間が狭い両親であったが、家族を想い子供を
思う気持ちが誰よりも強かったと思う。
あらゆる面で大きな両親であった・・・・考えると涙が零れる。

忍の一字で今日を迎えられたと主人。
はあ~言葉を知らないわね・・・と私。
欠点だらけの2人だが、認め合い、許しあい
お互いが同じ方向を向き、身の丈に合った生活を。
毎日を穏やかに丁寧に生きていきたいと願う老夫婦。



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