ガラクタを眺めながら、父を忍んだ。
口数は少なく怖い存在だった父。
母とはお喋りしたが、父とはあまり口を利かず
遠くから眺めていたような気がする。
実の親子ながら、父は遠い存在だったなあ。
威厳があったというべきか?
結婚式
父は今日から母に代わってお前が家の光になるんだ・・と。
贐の言葉を私に贈ってくれた。
感謝し、有難く涙が零れた私。
その父に一度叱られたことがあった。
どんなにお互いが必要とし尊敬しあって結婚しても
時間が経過すれば、意見の食い違いもあり多少の摩擦もある。
母に主人のこと愚痴っていた時
お前はいつからそんなに偉くなったのだ・・・と。
人のことを責められるほど、お前は立派なのか・・・と。
この一言はグサッと胸に突き刺さった。
何と私は我がままで愚かな人間だろうって、この時も泣けた。
それ以来 二度と口にすることはなく、
仲良く慎ましく身の丈にあった生活を送っている。
毎日を丁寧にお互いを認め合って生活している。
父の大きな心と温かな姿に救われ、いま二人はここにある。
ガラクタは私に本当の意味でのお宝を思い起こさせてくれ
周りの多くの人たちに助けられている事実を再認識させてくれた。
懐かしいな~
主人と私の若いころ???
4年ほど前かな?