春になると山菜をはじめ様々な食材が
食卓を賑わす嬉しい時期。
駿河湾の特産でしかも日本でここだけというサクラエビ。
例年は不漁が続き漁師さんを悩まし苦しめてきたが
漁獲制限をかけたり、体長35mm以下のエビは捕らない方針や
漁船の数を減らし、保護区を設けていたそうだ。
5年間 我慢を強いられていた。
その努力や苦労がやっと実を結んだ。
初日の水揚げ量は約40トンで昨年の44倍だとか。
消費者の私達には、新鮮なサクラエビが手ごろな価格で
味わえるという叶ってもない吉報がニュースで流れ
喜びもひとしお。
漁師さん始め 漁業関係者の努力がついに実ったと喜んでいるが
来年・そしてその次の年・・・これから先もこの漁獲量を
維持できるのかな??
限りある資源を私たちは、大切にしなくてはならない。
サクラエビは生で丼にしたり、
かき揚げにすることが一番多いかな。
炊き込みご飯にも。
天日干しの風景は、それは実に見事だ。
富士山とのコラボは、一見の価値ありかと。
干したエビは
甘辛に炒ってチラシ寿司にも使われている。
九州の友は、焼きそばや茶わん蒸しに入れているようだ。
奈良の友は、干しサクラエビを餅に入れてエビ餅を作っている。
港には漁師さんの奥様方が【はまのかき揚げや】を開き
丼やおそばに添えて提供している。
行列が驚くほど繋がり、田舎では見かけない風景にびっくり。
私も勿論 並びました。美味しいかったです。
自慢ついでに、シラスの漁獲も駿河湾の名物。
富士市田子の浦港は、シラス漁で賑わっている。
田子の浦港漁協食堂 では、あがったばかりの
生シラスを丼で。
茹でシラスも美味しいわ。
私はパスタやピザに使っているが、おいしゅうございます。
駐車場は県外ナンバーの車で賑わっている。
田子の浦ゆうち出でてみれば真白にそ富士の高嶺に雪は降りける
と詠われた田子の浦です。