酒とサカナとたびの空

日常の飲み食べや、たび空からの忘備録

どぜう飯田屋@浅草

2021-08-18 07:14:00 | 東京の空から
ようやく開けた緊急事態宣言による禁酒令(結局一時的だったけど)。
堂々と昼酒が飲める嬉しさよ。
初夏のどじょうをいただきに浅草へ。
■本日の注文!
田原町駅から歩いてきて、遠くにどぜうの文字が見えてきた。

ホッと安堵。

というのもここに来る途中、田原町名物老舗の花屋閉店を知ったから。

駅の階段を上がると鼻腔をくすぐるソースの香り。

私にとっては田原町=花屋の焼きそばのイメージだったなぁ。
長い間お疲れ様でした。

閑話休題

暖簾をくぐり下足番さんへ靴を預けて店内へ。
やはりコロナの影響か、店内はかなり空いている。

【ビール(850円】
銘柄を選べるけれど浅草に来たら、ね。

注文前にお姉さんに、
「お酒頼めますよね」
と念押しすると、
「はい。ようやく飲めるようになりましたよ」
と、あちらも嬉しそう。

【ほねぬき鍋(1950円】

1匹づつ開き捌いて骨を除いたぬき。
ささがき牛蒡を敷いた開きの身に、この時期は卵が乗っている。

煮えた矢先に徐ろに口に運ぶ。
これは万人が美味しいと思える味ではないかな。
【どぜう鍋(1850円×2人前】

あらかじめ下茹でしてあるとはいえ、頭や骨丸ごとでどじょうそのもの。

小さな頃からどじょうを食べ慣れている私でも、飯田屋のはワイルド系で骨があたる。

これがどじょうの醍醐味で、やはり丸のままがどじょうそのものの良さを感じる。

【どぜう汁ご飯(600円】

これこれ

江戸甘味噌は京都の白味噌ともまた違う甘口だけれど、これがどじょうと最高に合う。

実にご飯がすすむ汁なんだよなぁ。

お新香も美味しい。

久々の昼酒、そしてどじょうを堪能。

美味しかったです。

ごちそうさま。

20210624