ようやく開けた緊急事態宣言による禁酒令(結局一時的だったけど)。
堂々と昼酒が飲める嬉しさよ。
初夏のどじょうをいただきに浅草へ。
■本日の注文!
田原町駅から歩いてきて、遠くにどぜうの文字が見えてきた。
ホッと安堵。
というのもここに来る途中、田原町名物老舗の花屋閉店を知ったから。
駅の階段を上がると鼻腔をくすぐるソースの香り。
私にとっては田原町=花屋の焼きそばのイメージだったなぁ。
長い間お疲れ様でした。
閑話休題
暖簾をくぐり下足番さんへ靴を預けて店内へ。
やはりコロナの影響か、店内はかなり空いている。
【ビール(850円】
銘柄を選べるけれど浅草に来たら、ね。
注文前にお姉さんに、
「お酒頼めますよね」
と念押しすると、
「はい。ようやく飲めるようになりましたよ」
と、あちらも嬉しそう。
【ほねぬき鍋(1950円】
1匹づつ開き捌いて骨を除いたぬき。
ささがき牛蒡を敷いた開きの身に、この時期は卵が乗っている。
煮えた矢先に徐ろに口に運ぶ。
煮えた矢先に徐ろに口に運ぶ。
これは万人が美味しいと思える味ではないかな。
【どぜう鍋(1850円×2人前】
あらかじめ下茹でしてあるとはいえ、頭や骨丸ごとでどじょうそのもの。
小さな頃からどじょうを食べ慣れている私でも、飯田屋のはワイルド系で骨があたる。
これがどじょうの醍醐味で、やはり丸のままがどじょうそのものの良さを感じる。
【どぜう汁ご飯(600円】
これこれ
江戸甘味噌は京都の白味噌ともまた違う甘口だけれど、これがどじょうと最高に合う。
実にご飯がすすむ汁なんだよなぁ。
お新香も美味しい。
久々の昼酒、そしてどじょうを堪能。
美味しかったです。
ごちそうさま。
20210624