昨日、ニュース番組の特集でやっていたんです。
北星学園余市が廃校の危機にあることを・・・
去年の入学生が40人。今年90人に満たなければ存続が危ぶまれると。
日本で初めて中退者を受けいれた高校で、
当初は高校を退学されられた、不良とよばれる若者ばかりだったようですが、
今ではリスカなど心の傷を負っている子、発達障害の子、いろんなタイプの子がいて、
不登校経験者は7割を占めるとのこと。
多くの生徒を救ってきた学校です。
ヤンキー先生といえばわかりますか?
ヤンキー先生の母校であり、先生との出会いにより、ご自分も教師となることを決意。
この学校に先生として戻ってきます。
ドラマ化もされました。
この高校は、一時期、ケン太の第一志望校だったんです。
関東で行われた学校説明会に参加したことがあります。
当初の記事・・・「学校説明会の反応は?」
当時の説明会で、この学校を卒業したお子さんの保護者がたくさんいらしていましたが、
「とにかく先生が違う」「先生は本物」と皆さんが言っていたのが印象的でした。
ケン太も好印象を持ったようでした。
ヤンキー先生の教育哲学は・・・
「問題を起こしたら、これはダメ、あれもダメではなく、抱きしめてあげる」
「転ばせて痛みを学ばせる教育」だそうです。
昨日のニュース番組で、
校長が生徒に、学校の存続の危機を説明する場面が写りだされていました。
最後に言葉に詰まり、涙する校長先生。
終わった後に、校長先生の側に行き、「大丈夫?」「頑張って」と肩をポンと叩く生徒達。
先生を抱きしめる女子高校生も。
その光景に涙がでてきました。
こんなに先生と生徒の距離が近い学校。
なかなかないですよね。
職員室はいつも生徒の溜まり場になっているらしいです。
子どもは信頼できない大人には近づかない。
いかに先生達が信頼されているのかがわかります。
まして、大人を信頼することが出来ず、非行に走ってしまった子もたくさんいる学校。
だからこそ、偽りは見抜いてしまいます。
そこには「本物」しかないのだろうと思います。
説明会の時、個人面談をさせていただいたのですが、
この先生だったら、ケン太の今は違ったものになっていたかもしれない。
と思ったのを覚えています。
北海道の果てにある学校ですから、全国各地から生徒が来ていて
9割が寮生活をしています。
民宿のような宿泊施設や、自宅を解放しているところ。
たくさんの寮があります。
その寮母さんたちも生徒の親がわりとなる大切な存在です。
寮と学校との連携も素晴らしく、一緒になって子ども達を育てているので、
寮母さんたちも嘆願書を書いたり、学校の存続を必死に願っています。
ただ、今は経済的に厳しく、学費と寮費の負担を考えると、
入学したいけど出来ない子がたくさんいるそうです。
4分の一が非課税世帯だそうで・・・
そういう世帯は入学金が免除になったり
授業料が半額になる、奨学金制度も取り入れたり学校は努力を重ねています。
ただ、やはり厳しい現実があるわけで・・・
でも、でも、無くなるのは嫌だ。。。
こんないい学校が無くならないでほしい。
そんな想いで一杯です。
この学校の生徒の年齢は様々です。
1年、2年遅れはザラにいます。
25を過ぎても、高校をやり直したくて入ってくる人もいるようです。
いつからでもやり直せる場所。
だから、この高校のことはいつも頭の隅にありました。
ケン太がもし・・・
そんな可能性もゼロではない学校だと思ってきました。
これまでをリセットしてやり直せた子。
この学校で、自分の居場所を見つけられた子。
社会人になっても、先生や後輩達に会いに学校を訪れる子も多いと聞きました。
そんな卒業生のためにも、母校を残してあげたいです。
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北星学園余市が廃校の危機にあることを・・・
去年の入学生が40人。今年90人に満たなければ存続が危ぶまれると。
日本で初めて中退者を受けいれた高校で、
当初は高校を退学されられた、不良とよばれる若者ばかりだったようですが、
今ではリスカなど心の傷を負っている子、発達障害の子、いろんなタイプの子がいて、
不登校経験者は7割を占めるとのこと。
多くの生徒を救ってきた学校です。
ヤンキー先生といえばわかりますか?
ヤンキー先生の母校であり、先生との出会いにより、ご自分も教師となることを決意。
この学校に先生として戻ってきます。
ドラマ化もされました。
この高校は、一時期、ケン太の第一志望校だったんです。
関東で行われた学校説明会に参加したことがあります。
当初の記事・・・「学校説明会の反応は?」
当時の説明会で、この学校を卒業したお子さんの保護者がたくさんいらしていましたが、
「とにかく先生が違う」「先生は本物」と皆さんが言っていたのが印象的でした。
ケン太も好印象を持ったようでした。
ヤンキー先生の教育哲学は・・・
「問題を起こしたら、これはダメ、あれもダメではなく、抱きしめてあげる」
「転ばせて痛みを学ばせる教育」だそうです。
昨日のニュース番組で、
校長が生徒に、学校の存続の危機を説明する場面が写りだされていました。
最後に言葉に詰まり、涙する校長先生。
終わった後に、校長先生の側に行き、「大丈夫?」「頑張って」と肩をポンと叩く生徒達。
先生を抱きしめる女子高校生も。
その光景に涙がでてきました。
こんなに先生と生徒の距離が近い学校。
なかなかないですよね。
職員室はいつも生徒の溜まり場になっているらしいです。
子どもは信頼できない大人には近づかない。
いかに先生達が信頼されているのかがわかります。
まして、大人を信頼することが出来ず、非行に走ってしまった子もたくさんいる学校。
だからこそ、偽りは見抜いてしまいます。
そこには「本物」しかないのだろうと思います。
説明会の時、個人面談をさせていただいたのですが、
この先生だったら、ケン太の今は違ったものになっていたかもしれない。
と思ったのを覚えています。
北海道の果てにある学校ですから、全国各地から生徒が来ていて
9割が寮生活をしています。
民宿のような宿泊施設や、自宅を解放しているところ。
たくさんの寮があります。
その寮母さんたちも生徒の親がわりとなる大切な存在です。
寮と学校との連携も素晴らしく、一緒になって子ども達を育てているので、
寮母さんたちも嘆願書を書いたり、学校の存続を必死に願っています。
ただ、今は経済的に厳しく、学費と寮費の負担を考えると、
入学したいけど出来ない子がたくさんいるそうです。
4分の一が非課税世帯だそうで・・・
そういう世帯は入学金が免除になったり
授業料が半額になる、奨学金制度も取り入れたり学校は努力を重ねています。
ただ、やはり厳しい現実があるわけで・・・
でも、でも、無くなるのは嫌だ。。。
こんないい学校が無くならないでほしい。
そんな想いで一杯です。
この学校の生徒の年齢は様々です。
1年、2年遅れはザラにいます。
25を過ぎても、高校をやり直したくて入ってくる人もいるようです。
いつからでもやり直せる場所。
だから、この高校のことはいつも頭の隅にありました。
ケン太がもし・・・
そんな可能性もゼロではない学校だと思ってきました。
これまでをリセットしてやり直せた子。
この学校で、自分の居場所を見つけられた子。
社会人になっても、先生や後輩達に会いに学校を訪れる子も多いと聞きました。
そんな卒業生のためにも、母校を残してあげたいです。
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