午前中雨がしとしと。
今日はバス通勤です。
バスの車窓から朱雀門。
仕事を終えてスーパーイトーヨーカドーの「大戸屋」さんで、梅おろしチキンカツ定食。
さて、このあとどうするかな、と新聞を広げると、奈良国立博物館で特別陳列開催中。
で、行ってみることに。
今開催中の特別陳列は、「名匠三代」。
博物館前の池にヒシ。
その畔の芝生に鳩が休憩中。
「名匠三代」のチラシ。
木内喜八(1827~1902)、半古(1855~1933)、省古(1882~1961)は、幕末から昭和にかけて三代にわたり、江戸・東京で活躍した木工芸の作家です。船大工の家に生まれた喜八は、指物、象嵌彫刻などに才能を開花させ、内国勧業博覧会にて受賞するなどの活躍をみせました。喜八の甥で後に養子となった半古は、養父の技を受け継ぎ、各種博覧会で受賞を重ねるとともに、正倉院御物整理掛に出仕し、正倉院宝物の修補や模造に腕を振るいました。半古の次子である省古は、若き日に正倉院御物整理掛に出仕した体験を元に、父祖から受け継いだ技を磨き、万国博覧会で最高賞を連続受賞するなど世界的にも高い評価を受けました。このように木内家が三代にわたって築き上げた名声は近代工芸史上、揺るぎないものがあります。
当館では昨年省古の孫に当たる岡井一子氏より木内家三代の作品及び資料25件の寄贈を受けました。本展覧会では若干の作品を加え、これらをはじめて公開致します。例年正倉院展を開催している当館にて、正倉院宝物に憧れ、直に宝物に接し、これに学んだ三代にわたる名匠の技と美をご覧いただければ幸いです。
特別陳列ということで、一室だけでの陳列でしたが、
参考出品1件、特別出展1件を含み、27件が出展されていました。
博物館を出た後、氷室神社に寄ってみました。
まだまだ睡蓮が美しく咲いていました。
体長20cmほどの大きな蛙!