ゴルファーのためのカラダづくり 『ゴルフピラティス』

スコアアップ、飛距離アップにつながるゴルファーのための身体作り、体幹トレーニング「ゴルフピラティス」をご紹介いたします

ゴルフスイングで「肩甲骨を下げる」本当の意味

2014-06-04 13:03:17 | ゴルフピラティス

こんにちは。ゴルコア体幹トレーニングの「ゴルコア」(港区芝大門/浜松町)代表/ゴルフピラティスインストラクターの太田です。

 

先日、

コアトレーニングのキーワードは

「伸ばす」&「引き寄せる」

とお伝えしました。

先日は、コアトレーニングをお伝えしましたが、今日はゴルフとのつながりについてです。

 

ピラティスはがしっと外からアウターの筋肉で固めるのではなく、引き伸ばしながらそのテンションをリリースしていきます。

思いっきり腕を上にのばしてみてください。

その腕をスッと力を抜いて、肩と肩甲骨を下げてみます。

その上でカラダの中心、お腹から中指を遠くにのばすイメージで伸ばしてみましょう。

 

こちらの方が伸びていませんか?

 

これがピラティスです。

ただ腕を上げてしまうと、肩も肩甲骨も上がって、おまけにお腹は抜けてしまう・・・

かなり腰には危険な状態ですね。

 

次は肩と腕と肩甲骨です。

腕を横にあげてみましょう。

次に、胸骨から腕を上げるイメージで横にあげて、さらに伸ばしてみましょう。

いかがですか?こちらも先ほどの腕を上にあげた時と同じで、ただ上げた時よりも、胸骨から上げた時の方が遠くまで伸びますよね。

 

腕は胸骨から繋がっています。

胸骨から鎖骨がつながっていて、鎖骨と肩甲骨と上腕骨がつながっていますので、腕は肩からではなく、胸骨から伸びているというイメージで伸ばしことによって、肩甲骨は安定したまま、大胸筋が伸びて遠くに腕を伸ばせるのです。

 

この肩甲骨が安定した状態と、大胸筋が縮まず、肩周りの筋肉も縮まず、の状態が

ゴルフのアドレス時の「肩甲骨を下げる」とか「肩を下げる」という状態です。

 

胸骨から両腕を横にのばしたときに一番伸びる場所、これが肩甲骨や肩が安定した場所です。

そのまま両手を正面に向けたまま腕をカラダの前に戻して、最後に両手でクラブを持つ位置にセットします。

これが上腕外旋、肩甲骨安定のベストのアドレスです。

 

このアドレスで旨からバックスイング、トップからダウン、インパクト、フォローまでゆっくりスイングしてみましょう。

トップオブスイングでも肩は上がらず安定した状態です。肘が開いて脇があいてしまうというようなことはないと思います。

腕からは水が流れているようなイメージで力は入っていません。

 

この肩甲骨や肩の位置がカラダに覚えさせれば、後はタイミングだけですね。

首も肩も引き伸ばして縮めないようにしておくことが大切ですよ。

 


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