千住真理子(Vn)&横山幸雄(p)DUO
2019年8月29日(木)14時~みなとみらい大ホール
仕事は休み、昼時に出かけてハードロックカフェYOKOHAMAでお茶をして
会場入り当日券で入る。
◆J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
2人でステージ登場。コシノヒロコ女史デザインの
ステージ衣装。千住さんは白地に黒の細いストライプの
入ったワンピース。袖なし。裾長め。黒のステージ・シューズ。
横山さんは、遠目にはクリーム字のスーツにグレーの細めの
パンツ。白いステージ・シューズ。後半はスーツの下に
着ていたシャツが白から黒にかわっていた。小さな演出だろうか。
涼しげでこの季節にはジャストフィット。
軽く合わせる感じで曲が始まる。
千住さんの「デュランティ」も登場。
本日は3階のセンターで聴いているがしっかり音が飛んでくる。
低音の旋律も受け持っているところは、柔らかい音色がしている。
ここで曲のMCが入る。トークも手慣れてたものだ。
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番BWV1004より ☆
アルマンド^~ シャコンヌ
たぶん、若い時から充分過ぎる位弾きこんでいるだろう曲。レコーディング
後からも何度もステージにかけられ弾いている。その時によって多少の差は
有るにせよ、手の内にはいっているだろう。楽器自体鳴りだしているという事なので、
また一味違うものが展開されているのかもしれない。10分以上の独奏で、
緊張も途切れず弾きこんだ。個人的には十分な演奏だった。
J.S.バッハ/ブゾーニ:シャコンヌ ★
シャコンヌは色々な独奏楽器に編曲され演奏されている。
ブゾーニのものは有名で録音も多い。みなとみらいの大ホールの
センターに置かれたスタインウェイから発せられる音は、
演奏者の思いのままに迸った。音が重ねられて、盛り上がる部分では
さながらパイプオルガンを聴いているような錯覚に陥った。
塊になって音が上がってくる。録音を聴くだけでは感じられない感覚だった。
横山さんの曲のMC。
ショパン:バラード第1番 ト短調 op.23 ★
十八番のショパン。美しい演奏。聴き入った。
マチネなので、夜のコンサートよりある意味カジュアルな雰囲気がある。
客層はリタイア組が大半で、週日のこの時間は仕事メンバーは来られない。
休憩
◆J.S.バッハ:アリオーソ
有名なカンタータの一節からの編曲。たぶん何度もステージにかけられている
のだろう。危なげのない演奏で、耳になじむ。
◆アルビノーニ:アダージョ
有名なアダージョで安心して聴けた。
◆ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 op.47「クロイツェル」
10月にベートーヴェンの全集が出る。その中の1曲。有名なだけに
この曲は以前から色々なところで実演され磨いてきている様だ。
2人の渾身な演奏が伝わる。ホールいっぱいに音楽が広がる。
大ホールに音が出ているにもかかわらず、十分にその音が回っている。
これだけのホールでの実演はそう聴いたことはないが充実した演奏におもう。
終演後、ブラヴォーが飛ぶ。ヴァイオリンの音も本当に3階までよく上がっていた。
チラシどうり「クラシック界の2大スターの演奏するクロイツェル」だった。
1980年代は若手だったが、その後、色々な経験を経て、立派なベテランに
成長している。今後の精進を見守ろう。
アンコール
◆J.S.バッハ:G線上のアリア
お決まりなのかもしれないが、お二人がトーンダウンし会場を収めた。
☆=千住真理子ソロ
★=横山幸雄 ソロ
神奈川芸術協会
http://www.kanagawa-geikyo.com/calendar/concerts/190829-1/190829-1.html
参考音源
千住真理子
主よ人の望みの喜びよ(J.S.バッハ/グレイス編)
https://www.youtube.com/watch?v=YDzhHd63zoY
天才ピアニスト横山幸雄のピアノでめぐり逢い
ショパン バラード第一番
https://www.tfm.co.jp/piano/index.php?catid=2808
2019年8月29日(木)14時~みなとみらい大ホール
仕事は休み、昼時に出かけてハードロックカフェYOKOHAMAでお茶をして
会場入り当日券で入る。
◆J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
2人でステージ登場。コシノヒロコ女史デザインの
ステージ衣装。千住さんは白地に黒の細いストライプの
入ったワンピース。袖なし。裾長め。黒のステージ・シューズ。
横山さんは、遠目にはクリーム字のスーツにグレーの細めの
パンツ。白いステージ・シューズ。後半はスーツの下に
着ていたシャツが白から黒にかわっていた。小さな演出だろうか。
涼しげでこの季節にはジャストフィット。
軽く合わせる感じで曲が始まる。
千住さんの「デュランティ」も登場。
本日は3階のセンターで聴いているがしっかり音が飛んでくる。
低音の旋律も受け持っているところは、柔らかい音色がしている。
ここで曲のMCが入る。トークも手慣れてたものだ。
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番BWV1004より ☆
アルマンド^~ シャコンヌ
たぶん、若い時から充分過ぎる位弾きこんでいるだろう曲。レコーディング
後からも何度もステージにかけられ弾いている。その時によって多少の差は
有るにせよ、手の内にはいっているだろう。楽器自体鳴りだしているという事なので、
また一味違うものが展開されているのかもしれない。10分以上の独奏で、
緊張も途切れず弾きこんだ。個人的には十分な演奏だった。
J.S.バッハ/ブゾーニ:シャコンヌ ★
シャコンヌは色々な独奏楽器に編曲され演奏されている。
ブゾーニのものは有名で録音も多い。みなとみらいの大ホールの
センターに置かれたスタインウェイから発せられる音は、
演奏者の思いのままに迸った。音が重ねられて、盛り上がる部分では
さながらパイプオルガンを聴いているような錯覚に陥った。
塊になって音が上がってくる。録音を聴くだけでは感じられない感覚だった。
横山さんの曲のMC。
ショパン:バラード第1番 ト短調 op.23 ★
十八番のショパン。美しい演奏。聴き入った。
マチネなので、夜のコンサートよりある意味カジュアルな雰囲気がある。
客層はリタイア組が大半で、週日のこの時間は仕事メンバーは来られない。
休憩
◆J.S.バッハ:アリオーソ
有名なカンタータの一節からの編曲。たぶん何度もステージにかけられている
のだろう。危なげのない演奏で、耳になじむ。
◆アルビノーニ:アダージョ
有名なアダージョで安心して聴けた。
◆ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 op.47「クロイツェル」
10月にベートーヴェンの全集が出る。その中の1曲。有名なだけに
この曲は以前から色々なところで実演され磨いてきている様だ。
2人の渾身な演奏が伝わる。ホールいっぱいに音楽が広がる。
大ホールに音が出ているにもかかわらず、十分にその音が回っている。
これだけのホールでの実演はそう聴いたことはないが充実した演奏におもう。
終演後、ブラヴォーが飛ぶ。ヴァイオリンの音も本当に3階までよく上がっていた。
チラシどうり「クラシック界の2大スターの演奏するクロイツェル」だった。
1980年代は若手だったが、その後、色々な経験を経て、立派なベテランに
成長している。今後の精進を見守ろう。
アンコール
◆J.S.バッハ:G線上のアリア
お決まりなのかもしれないが、お二人がトーンダウンし会場を収めた。
☆=千住真理子ソロ
★=横山幸雄 ソロ
神奈川芸術協会
http://www.kanagawa-geikyo.com/calendar/concerts/190829-1/190829-1.html
参考音源
千住真理子
主よ人の望みの喜びよ(J.S.バッハ/グレイス編)
https://www.youtube.com/watch?v=YDzhHd63zoY
天才ピアニスト横山幸雄のピアノでめぐり逢い
ショパン バラード第一番
https://www.tfm.co.jp/piano/index.php?catid=2808