MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

グリーグ/ピアノ協奏曲イ短調OP16 アリス=沙良・オット

2020-02-27 22:56:11 | 音楽夜話(クラシック)


Das Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
Edvard Grieg: Klavierkonzert a-Moll, op. 16 (Alice Sara Ott, Klavier; Esa-Pekka Salonen);
[演奏]アリス=紗良・オット(pf) / エサ=ペッカ・サロネン指揮バイエルン放送交響楽団
[録音]2015年1月 ミュンヘン

バイエルン放送協会のネットラジオのコンサート番組で、多分アルバム化されてる録音が、
放送されていた。

アリス=紗良・オット嬢は、ベートーヴェンの3番で、出会ったピアニストだった。
グリーグは頭から緊張MAXで、聴き手のほうも、ティンパニーのロールから、ピアノが
下降していくところ、手に汗握るのです。録音は美音。煌びやかなスタインウェイなのかな。

サロネンの交通整理がうまいのか、濁るところなく、オーケストラもよく鳴っているように聞こえる。
ホールトーンも充分で、それも邪魔になっていない感じもする。

演奏は個人的にはよく弾けてるのではないかと思う。粘りすぎないところが、聞き手によっては
物足りないかもしれないけれど、これは好みの問題になるのかな。

よくカップリングされるのは、シューマンの協奏曲だけれど、彼女はそれをしていない。
シューマンも聴いてみたいけど・・・。

kankawa(寒川敏彦ORG)

2020-02-27 17:56:54 | 音楽夜話(ジャズ)
kankawa(寒川敏彦ORG)

今年1月に引退されていた。
JAZZLIFEの2ページ記事で載っていた。

多分、日本のJAZZオルガンの第一人者で、アルバムも50枚くらい
出されていた。ジミー・スミスの愛弟子でも知られている。

JAZZオルガンというと、やはり黒人主導という形になるのかもしれない。
大阪出身でというと小曽根 真の父上がオルガン奏者ということはあった。

関東ではあまりJAZZオルガン奏者は聞いたことがない(私が知らないだけかも)。
一時期JAZZオルガンのアルバム集めをしたことがあったものの、ここも割合
奥が深いので、きりがないのであきらめた経緯がある。

日本から乗り込んでいって、ジミー・スミスの弟子になるという、離れ業を成し遂げ、
コミュニティーにも溶け込んだのかもしれない。

ハモンドB-3の音色は、優しく深い。ファンキーでありながら、伝わるものがある。
名前だけは存じていたが、生音は聴くことはなかった。今になっては遅し。

音源を探して楽しむことにしよう。

kankawa氏はうどん好きということだった。「伊勢うどん」を食したことがなく、
「成城石井」のスーパーでお買い上げ。舌鼓を打ったというツイッターがあった。
伊勢うどんは関東のそれとは違うが、あちらでは多分ソウルフードで、「ハモンド・オルガン」と
「ソウル・フード」庶民の味なのだ。なにか彼の演奏に合点がいった気がした。