MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

5月4日生まれのジャズマン メイナード・ファーガソン ロン・カーター ドン・フリードマン

2022-05-05 23:23:26 | 音楽夜話(ジャズ)

Maynard Ferguson (Trumpet) was born in Verdun, Quebec, 1928–2006. 生誕94周年 没後16年

ファーガソンと言えば、ハイノート・ヒッター。高音をいとも簡単に出し、
楽曲に華を添える。かっこいい。しかしながら、日本のジャズ・ファンの
なかではあまり話題にならない。


アメリカのビッグ・バンドでは、そういう派手な演出はOKなのだろう。
トランペットを目指す方の中にはこのハイノート・ヒットに魅せられる方が
いて、どうしたら・・・。と練習されるかたもいるという。


トランペットのマウスピースか。息の吹き込み方か、唇の当て方か
それらすべてか・・・。でもそこまでたどりつくのは容易ではなく
限られた人のみという現実もあるらしい。特殊技能なのかもしれませんね。


The One and Only Maynard Ferguson
https://www.youtube.com/watch?v=vl0_ulS5T1w&list=OLAK5uy_lFRg1i1RYwtNmJ_EOmUX1bLbqPBv7XXpE&index=1


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Ron Carter (Bass, Cello) in 1937.  85歳おめでとう。


ベースの音色に特徴があった。だぶだぶな感じを持った時もあった。
使ってる弦の音色だったりもしたようだけれど、彼の音程の不ぞろいを
指摘した人もいた。でも、素晴らしい音を聴かせていた。
マイルス時代やその後も引っ張りだこで、セッションを続けた。
CTIなんか聴いてたことがあったな。
トリオでもいい味出すときがあって、隅に置けない。


Walton, Carter & Dejohnette
https://www.youtube.com/watch?v=1scq1nbnPTA&list=OLAK5uy_mX4IoZ3IIL7Wgq7OVlo1hmmK2hOZDnBXk&index=1
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Don Friedman (Piano, Arranger) in1935. 87歳おめでとう。
フリードマンといえば、「サークル・ワルツ」と出てくる。それしか知らなかったりする。
一発屋ではないと思うけれど、ほかに見当たらないくらいヒット作になった。
エヴァンスのリリシズムを引き継いだと思った時もあった。
The Very Best of Don Friedman
https://www.youtube.com/watch?v=wa_mBc6HyR0&list=OLAK5uy_l696kBzrDkrcK5-6uqFfP7EsOq2ehehyM&index=1


「14歳のプレイリスト」矢沢VS福山対談。

2022-05-05 20:58:07 | 旅は道連れ世は情け
JFN Special Life Time Audio 2022~My First Music~「14歳のプレイリスト」矢沢VS福山対談。

出先の帰り、車の中でラジオを聴いていた。
矢沢さんが対談に出るという。聴かねば・・・。
忘備録

細かい性格。矢沢さんも福山さんも。

どうしたらより良いものが生み出せるのか、

矢沢:「ドンと構えて、「よろしく」と、ものが動くわけではない」と
いう事をいいたい。
そんな甘いものではない。ということ。細かく考えることを
当たり前のようにしている。




65歳を過ぎるとおちてくるので、自分で上げる。探しに行く。
ワクワクすること。


矢沢:若いころ「金持ちになる」わざと言っていた。言い続けることで
現実になった。有言実行の人。「成り上がり」が上がった。


福山:「ビッグの次はグレイトになる」と矢沢さんの背中を見ていた。


考え続けること。

矢沢:「上に行きたい、馬鹿にされたくない」常にあった。「何かいいことない?」いまでもある。


福山:50超えたらもうちょっと穏やかになると思っていたが、そうはならない。
矢沢:悠々自適にはならない。うそだから。あれこれどうなったか。暇なわけない。そんな日はこない。
やることが多いことはしあわせ。


65過ぎるといやでもさがってくる。なかったらそれを探すことになってくる。


矢沢:14歳コニーフランシスなど、沢山あった。ビートルズはわかりやすい。


14歳のプレイリスト。


福山:浜田省吾「マネー」


ハングリーさが人を作っているのかも。


対談の完全版は5月13日にオーディーとTOKYOFMのYOUTUBEで配信される。


なんだか矢沢さんの今の発言はよくわかる。還暦過ぎたら余計に忙しくなり、
初心に戻ってしまい、なんだか学びなおすことばかりで、暇にならない。
私も悠々自適を目指していたところがあったと思うが、そんなことにはならず、
忙しい日々を送っている。(>_<)。死ぬまで勉強とはよく言ったものだけれど、
いやはや・・・。完全版も聴いてみたい。



 NHK-FM シリーズ・ジャズ喫茶紀行〜私を変えた1枚〜

2022-05-05 03:11:37 | 音楽夜話(ジャズ)
  NHK-FM シリーズ・ジャズ喫茶紀行〜私を変えた1枚〜


第1回「東京・北千住“Birdland”」
初回放送日: 2022年5月2日
●東京・北千住「Birdland」/
♪「Groovy」Red Garland Trio、「C Jam Blues」


ポール・チェンバースのベースは歌ってるし、かっこいい。
JAZZの深みにはまる。マスターと私は年齢的に近いなぁ。
JAZZ喫茶世代かな。


マスターの〆のワンフレーズ。


「あの、今の方たちのそのいいところであり、欠点でもあるのだけれど、
音楽にそれほどのめりこまない。音楽だけじゃないですけどね。
音楽はBGMでしかないという感覚でしか聞かないんですよね。
そのアルバム一つ一つに作られた方のいろんなその気持ちが入っている
わけなんですけど、それを確認してほしいわけですよね。それを聴きに来てほしいわけです。
その関係性があるうちは、ジャズ喫茶はなくなりません。ジャズをやってるお店は、まだまだ
続くと思いますよ。」マスター談。


収録している曲・曲順、ジャケットと収録曲との相性。
色々考えられてる。それをくみ取ってほしいということ。
お話はよくわかります。




第2回「埼玉・朝霞“海”」
初回放送日:2022年5月3日
埼玉・朝霞「海」/「Live at the Carnegie Hall 1938」
 Benny Goodman、「Don’t Be That Way」(その手はないよ)。親子2代70年。


マスターの〆のワン・フレーズ。


「あと10年頑張れるかなというのもありますけどね。」


頑張っていただきたい。 後世に残してほしい。
50~60年代のジャズ・メンは鬼籍に入って、クラシックと同じ伝統芸能に
なってきているけれど、その残ったスピリッツを伝えてほしいと思う。
伝えられるのはそれを知っている人しかいない。


第3回「東京・瑞江“カフェ・レジーナ”」
初回放送日:2022年5月4日
東京・瑞江「カフェ・レジーナ」/「Night Lights」Gerry Mulligan Sextet、
「Prelude in E Minor」
ショパン24の前奏曲集第4曲目。アスペクト・イン・ジャズのテーマ曲として使われた。
夜中のFMでのジャズ番組、油井正一氏の名調子で語られる。
アルバムタイトル、ジャケット、選曲。バリトンの音色。かなり統一感がある。


「音楽好きになった」と語るマスターの1枚。やはりそうでしたか。油井正一氏。なつかしいですね。
20代に機材を作成している。オーディオから入ったJAZZリスナー。レコード再生やオーディオに
ポリシーがあり、その方面の話好きであることは確か。


マスターの〆のワンフレーズ。
「本来レコードに正しく入っている音ですよ。曲のやさしさというかあたたかさ、本物の音が見えれば
楽しいじゃないですか」




シリーズでつづいてほしいですね。第4回が楽しみです。