MOBU'S MUSIC MAZE

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クラシック倶楽部 ラファエル・アギーレ(ギター)リサイタル

2022-06-04 12:07:31 | 音楽夜話(クラシック)
クラシック倶楽部 ラファエル・アギーレ(ギター)リサイタル






2007年のタレガ国際ギターコンクールをはじめ、世界の名だたる13のコンクールで
優勝を収めたスペインのギタリスト。賞賛を受け続ける華麗な演奏をご紹介します。


【出演】ラファエル・アギーレ(ギター)


【曲目】


スペイン組曲 第1集から(アルベニス作曲)
1アストゥーリアス、
2セビーリャス


3月に映えて(パコ・デ・ルシア作曲)


4歌劇「はかない人生」からスペイン舞曲第1番(ファリャ作曲)、


5スペイン風セレナーデ (エラッソ作曲)


6サルスエラ「ルイス・アロンソの結婚式」から 間奏曲(ヒメネス作曲)、


アンコール
カヴァティーナ(マイヤーズ作曲)、
アランブラ宮殿の思い出(タレガ作曲)


【収録】2020年2月4日 浜離宮朝日ホールで収録


スペイン系の曲を集めてのリサイタル。情熱の音楽が聴けた。
ギターのコントロールは多分完璧なのではないかと思う。
手の内に入っている感じで余裕がある。
民族の血もあるのか、ある意味安心して聴いていられる。


父の制作した楽器は表シダー横裏ローズという、フラメンコにも
クラシカルな作品にも対応できるとの説明があった。
父子ともどもでステージに立っている。
なかなかないことだけど、幸せなことだと思う。
いい演奏を聴いた。コンサート会場はパーティー会場。
いただきました。


ビル・エヴァンスのクラシック体験

2022-06-04 10:02:15 | 音楽夜話(ジャズ)


バッハ
平均律クラヴィーア曲集第1巻
Prelude No. 22 in B-Flat Minor, BWV 867
Fugue No. 22 in B-Flat Minor, BWV 867
平均律クラヴィーア曲集第2巻
Prelude No. 22 in B-Flat Minor, BWV 891
Fugue No. 22 in B-Flat Minor, BWV 891


ブラームス 七つの幻想曲作品116
第1番 カプリチォ ニ短調


第3番 カプリチォ ト短調


第7番 カプリチォ ニ短調

ショパン スケルツォ第2番変ロ短調作品31

カバレフスキ:24の前奏曲Op. 38
24 Preludes, Op. 38


No. 1. Andantino
No. 2. Scherzando
No. 3. Vivace
No. 4. Andantino
No. 5. Andante sostenuto
No. 6. Allegro molto
No. 7. Moderato e tranquillo
No. 8. Andante non troppo - Semplice e cantando
No. 9. Allegretto scherzando
No. 10. Non troppo allegro, ma agitato - Recitando, rubato
No. 11. Vivace scherzando
No. 12. Adagio
No. 13. Allegro non troppo
No. 14. Prestissimo possibile
No. 15. Allegro marcato
No. 16. Allegro tenebroso
No. 17. Andantino tranquillo
No. 18. Largamente con gravita
No. 19. Allegretto
No. 20. Andantino semplice
No. 21. Festivamente: Non troppo allegro
No. 22. Scherzando: Non troppo allegro
No. 23. Andante sostenuto
No. 24. Allegro feroce


ベートーヴェンピアノ協奏曲第3番ハ短調作品37




ビル・エヴァンスが1950年4月24日に行われた大学2年生(南ルイジアナ大学)
による演奏会で、上記の曲目の中からいくつか演奏した。最後はピアノ連弾で3番を
弾いたようだが、2年生の終業式のコンサートには代表として、
大学のオケを伴奏にソリストを務め、3番を弾いたという記録が
伝記にある。


参考
ビル・エヴァンス(ジャズ・ピアニストの肖像)ピーター・ペッティンガー著(水星社2000)


エヴァンスは正式にクラシックを学んで、それからジャズに移行している。
ペダルの使い方とか、指使いとか、なんとなくクラシック的な用法があり、
影響を受けたクラシックの作曲家などもいるようで、作品にそこはかとなく
その香りが感じられることがある。原点はそこにあったようだ。


エヴァンス自身の演奏を聴くことはできないけれど、学生時分はこのような
曲を練習し披露していたのかという追体験は他の演奏家だけれどできる。


ナタリー・シュトゥッツマン指揮BBC交響楽団およびコーラス 演奏会

2022-06-04 01:03:07 | 音楽夜話(クラシック)
6月1日


03:30-06:00 19.30-22.00 BBC3


ブラームス:哀悼の歌 op.82
同:運命の女神の歌 op.89
同:運命の歌 op.54


チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 op.74「悲愴」
ナタリー・シュトゥッツマン指揮BBC交響楽団およびコーラス


2022年5月22日 ロンドン、バービカン放送予定6月分


久々のナタリー・シュトゥッツマン。BBCを相手に不足はない。
前半のブラームスは、合唱曲集で、歌い上げていた。
後半の「悲愴」のつくりは、彼女らしく、メリハリのある
潔い感じの演奏だった。粘らず、強弱などでそれを補う感じで
余りドロドロしない。暗い闇はあるのだけれど、それを違う
感覚で聴かせてくれるようなところがある。面白い指揮者だと
思う。



村上RADIO 5月29日 ラバーソウルの包み方。

2022-06-04 00:44:43 | 音楽夜話(ロック)




村上RADIO 5月29日 ラバーソウルの包み方。


「ラバーソウル」中期の侮れないアルバム。
サージェント前までは、英盤・米盤と編集違いのアルバムが存在していたのは
おぼろげながら知ってたし聴いていく中で補正していた。両国盤を収集するほどの金銭的
余裕はなかった。ということで、アメリカ編集のラバーソウルはイギリス本国と
違うということを、ここで初めて知った。びっくりだ(笑)。


村上RADIO「ラバーソウルの包み方」
https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/


おもわず調べてしまった(笑)。


英国盤A面                        米国(キャピトル)盤A面
1.   「ドライヴ・マイ・カー」          1、「夢の人」(I've Just Seen a Face) 
2. 「ノルウェーの森(ノーウェジアン・ウッド)」   2、「ノルウェーの森(ノーウェジアン・ウッド)」
3. 「ユー・ウォント・シー・ミー」          3、「ユー・ウォント・シー・ミー」(You Won't See Me)
4. 「ひとりぼっちのあいつ」             4、「嘘つき女」(Think For Yourself)
5. 「嘘つき女」(Think For yourself)          5、「愛のことば」(The Word)
6. 「愛のことば」(The Word)             6、「ミッシェル」
7. 「ミッシェル」


英国盤A面                     米国(キャピトル)盤B面                     
1. 「消えた恋」(What Goes on)          1、「イッツ・オンリー・ラヴ」
2. 「ガール」(Girl)                2、「ガール」
3. 「君はいずこへ」(I'm Looking Through You)    3、「君はいずこへ」(I'm Looking Through You)
4. 「イン・マイ・ライフ」              4、「イン・マイ・ライフ」
5. 「ウェイト」(Wait)               5、「ウェイト」(Wait)
6. 「恋をするなら」(If I Needed Someone)      6、「浮気娘」(Run For Your Life)
7. 「浮気娘」(Run For Your Life)




「キャピトル・レコードは、ビートルズを「フォークロック」という1965年のアメリカにおいて流行の新しいジャンルに合わせるため、
「夢の人」と「イッツ・オンリー・ラヴ」(HELP!アナログB面)を追加し、
「ドライヴ・マイ・カー」「ひとりぼっちのあいつ」「恋をするなら」「消えた恋」の4曲を収録曲から削除した。
イギリス盤から削除された楽曲は、後の編集盤『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』に収録された。
この収録曲の変化によってアルバムの総収録時間が29分25秒と短くなったうえに、(リンゴ)スターのボーカル曲が1曲も
存在しないアルバムとなった。」WIKIより。


そういうことだったのか。知らなかったなぁ~。確かにS&Gとか当時、フォーク・ロックという括りで紹介されてたものなぁ。
オリジナルを聴いてるファンにとっては、切り刻まれた編集版だよなぁ~。確かこのジャケットは、物議をかもして、差し替えに
なったものだよな。


『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』
アナログA面
1. 「ドライヴ・マイ・カー」(Drive My Car)ラバー・ソウル
2. 「アイム・オンリー・スリーピング」(I'm Only Sleeping) リボルバー
3. 「ひとりぼっちのあいつ」(Nowhere Man) ラバーソウル
4. 「ドクター・ロバート」(Doctor Robert)リボルバー
5. 「イエスタデイ」(Yesterday) ヘルプ!
6. 「アクト・ナチュラリー」(Act Naturally)ヘルプ!         


アナログB面
7. 「アンド・ユア・バード・キャン・シング」(And Your Bird Can Sing) リボルバー
8. 「恋をするなら」(If I Needed Someone)ラバーソウル
9. 「恋を抱きしめよう」(We Can Work It Out)ヘルプ!(シングル)
10. 「消えた恋」(What Goes On)ラバーソウル
11. 「デイ・トリッパー」(Day Tripper) シングル(オールディーズ)


スポティファイは便利だけれど、イギリス編集版のアルバムはあるにせよ、アメリカ編集版が上がっていない。
ヘルプのサントラや初期のアメリカ編集版のビートルズのアルバムがUPされていない。聴きたくても聴けない
状況が存在していた。(もしかすると探し方が悪いのかもしれないけれど・・・)。