エンリコ・パーチェ（ピアノ）カルロ・テナン指揮ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団 モーツァルト魔笛・プラハ シューマンP協

３・７


02:00-04：00　 20.00-22：00 Borusan　


モーツァルト：歌劇「魔笛」 K.620～序曲
シューマン：ピアノ協奏曲 イ短調 op.54

ソリスト・アンコール：リスト・ペトラルカのソネット第１０４番

モーツァルト：交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
エンリコ・パーチェ（ピアノ）カルロ・テナン指揮ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団
2025年3月6日　イスタンブール、ゾルル・パフォーミング・アーツ・センターから生中継


ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団1993年にボルサン室内管弦楽団として
設立1999年に団員の質の向上メンバー数の増加に伴い急速に成長し1999年に交響楽団に。
トルコのクラシック界をリードし、ボルサン・ホールディングがスポンサーについている。
「トルコの人々とヨーロッパのクラシック音楽の伝統との間の架け橋として機能し続けています。」（wiki）


インターネット・クラシック局のプログラムは毎日色々なものが番組表に乗ってきて、
古今東西、バロックから現代まで器楽歌曲など隙間なく上げてくる。
一応、交響曲・管弦楽・器楽など中心に選んで聴いてはいるものの、時折、
レアものもあるけれど、日常の番組の中で、聴くものがない日もある。
自分の聴かないジャンルのもので埋められている日も時折ある。
その中に１つ、上記の様なプログラムが入っていたりする。
昭和の国内のプログラムの様な、序曲・協奏曲・交響曲とセレクトされたものが
提示されている。これはこれでなかなか考えられた仕組みなのではないかと
思ったりする。多分年間のスケジュールを組む中で、大筋のプログラム建てをして
細かに詰めていくと思われる。年間24回くらいの定期を行っているようなので、
そこそこ忙しい団体なのかもしれない。
その中で今回のプログラムがあった。ソリストを入れて、古典派とロマン派を
バランスよく入れ込んでくる。トルコの方のクラシック音楽啓蒙も含めて、
インターネットで全世界に放送されるわけで、これはこれで、どこでだれが
聴いているかわからない世界になるけれど、なかなかすごいことになっている。
楽団は急成長しているものの、まだまだ若く、それでも技量は追い付け追い越せの
力はありそうで、このような基本的プログラムであるけれど、丁寧にこなしていく
ことで明日につながることになる。ある意味楽しく聴かせていただいた。感謝。