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フルール・バロン Fleur Barron(メゾソプラノ)アンドルー・ステイプルズ(テノール)ダニエル・ハーディング指揮バイエルン放送交響楽団 メンデルスゾーン「宗教改革」マーラー「大地の歌」

2025-03-09 20:09:43 | 音楽夜話(クラシック)
3・8
04:03-06:00 20.03-22.00 BR-KLASSIK


メンデルスゾーン:交響曲第5番 ニ長調 op.107「宗教改革」
マーラー:交響曲「大地の歌」
フルール・バロン Fleur Barron(メゾソプラノ)アンドルー・ステイプルズ(テノール)ダニエル・ハーディング指揮バイエルン放送交響楽団


2025年3月7日 ミュンヘン、王宮内ヘルクレスザールから生中継


宗教改革を聴いていたら、その後、「大地の歌」がついてきた。
こういうプログラミングもあるんだな。どういう具合でそうなったのか
わからないけれど、なかなか渋い選択。


歌手の声質が個人的によかった。声を張ってもうるさく無いし、
2「秋に寂しきもの」のメゾの声質がいい。3「青春について」は
テナーが軽々歌っていて雰囲気があった。6「告別」メゾの
聞かせどころではある。無常観、厭世観、別離の気分ということが
よく言われるけれど、現世を忙しく生きてると、なかなかこういう
境地に立つこともなく日常に忙殺されてしまう。
歌手の歌心がわからず過ぎてしまう。まだマーラーが理解できるほど
達観していない。自分的には気持ちが幼いともいえるか。


演奏のバイエルン放送響は文句ないし、ハーディングの指揮も上質な
感じがした。前半の明、後半の暗。プログラムの妙。
こういう組み合わせもあるのだということが面白かった。




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