3・14
03:25- 19.25- BergenPhiLive
BFUng 10 år – Skjebnesymfonien
ロッシーニ:歌劇「泥棒かささぎ」~序曲
ボッテジーニ:コントラバス協奏曲第2番 ロ短調
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67
ソン・ミギョン Mikyung Sung 成美京 성미경(コントラバス)
ヤン・ウィレム・デ・フリーント指揮ベルゲン・ユース・フィルハーモニー管弦楽団
Bergen Filharmoniske Ungdomsorkester
2025年3月13日 ベルゲン、グリーグ・ホールから生中継
ユースの若い演奏家たちのものを聴くのはいいものだ。
指揮に順応して音楽を作っていく。
彼らの表情は真剣だし、そこから何かを生み出そうという
様な意気込みが感じられる。パートによれば1パート1人の
主任もいる。責任は重大だ。序曲は掴み。
ボッテジー二のコントラバス協奏曲。
コントラバスのパガニーニと名前を頂戴したボッテジーニ。
作曲も指揮もコントラバスも達者にこなした。
この曲は初めて聴く。オケの団員募集の時の課題曲にも
なってたりすることがある。コントラバスのソリストも
少ないながらいる。オケのコントラバス団員の目指しが熱い。
美しい旋律。歌心にあふれた曲調。ロマン派時代に作られた
ある意味隠れ名曲の一つかもしれない。初めて聴くが掴まれた。
うら若きコンバス女史が、自分より大きな楽器を携えステージに上がる。
音程の低いところから高いところまで、自由に飛翔する。音色も暖かく
なかなか攻め具合も良く、表現の幅もあった。
この曲について弦バスのことを調べていたら、「ソロ・チューニング」
という言葉が出てきた。ソロを演奏する場合、通常より1音上げて
チューニングするというものだ。音色もキラキラ感がまし、シャープに
なるのかもしれない。ソロ向きの音色になるのかもしれない。
弦はそれ用のがあり、張り替えているということだ。
ジャズなんかで使われてるものはそれに弦高も低く設定しているという。
だから、例えばロン・カーターの様なファットな音が出ているのかとも思う。
そのうえ弾きやすい。
ソリストは変えて演奏していると思われる。1音高くチューニングする
となると、弦高高いとテンションも上がり弾きにくいので、そういう
配慮もされるのだろう。勉強になった。あのコンバス女史の美音は
そういうところから生まれている。
第5。アレグロ・コンブリオ。走り気味の演奏。指揮者が走らせてる感がある。
ベートーヴェンはこんな感じを望んだのかな。
2楽章良く歌う弦パート。指揮者が表情付けをしている。割と勇ましい感じの2楽章。
3-4楽章。
アンサンブルは上手かった。早いフレーズも難なく弾きこなしていて、練習の成果が
発揮されていた。プロ前の若手は今後オケ団員として、参画されていくのだろうか。
後半の1曲は有名曲だけに聴き手の耳をどのように満足させるかにもよる。
高揚感のある終曲。エネルギッシュな演奏は集中を生み最後の大団円を迎えて、
終結する。若い演奏家がんばってほしいもの。
03:25- 19.25- BergenPhiLive
BFUng 10 år – Skjebnesymfonien
ロッシーニ:歌劇「泥棒かささぎ」~序曲
ボッテジーニ:コントラバス協奏曲第2番 ロ短調
ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 op.67
ソン・ミギョン Mikyung Sung 成美京 성미경(コントラバス)
ヤン・ウィレム・デ・フリーント指揮ベルゲン・ユース・フィルハーモニー管弦楽団
Bergen Filharmoniske Ungdomsorkester
2025年3月13日 ベルゲン、グリーグ・ホールから生中継
ユースの若い演奏家たちのものを聴くのはいいものだ。
指揮に順応して音楽を作っていく。
彼らの表情は真剣だし、そこから何かを生み出そうという
様な意気込みが感じられる。パートによれば1パート1人の
主任もいる。責任は重大だ。序曲は掴み。
ボッテジー二のコントラバス協奏曲。
コントラバスのパガニーニと名前を頂戴したボッテジーニ。
作曲も指揮もコントラバスも達者にこなした。
この曲は初めて聴く。オケの団員募集の時の課題曲にも
なってたりすることがある。コントラバスのソリストも
少ないながらいる。オケのコントラバス団員の目指しが熱い。
美しい旋律。歌心にあふれた曲調。ロマン派時代に作られた
ある意味隠れ名曲の一つかもしれない。初めて聴くが掴まれた。
うら若きコンバス女史が、自分より大きな楽器を携えステージに上がる。
音程の低いところから高いところまで、自由に飛翔する。音色も暖かく
なかなか攻め具合も良く、表現の幅もあった。
この曲について弦バスのことを調べていたら、「ソロ・チューニング」
という言葉が出てきた。ソロを演奏する場合、通常より1音上げて
チューニングするというものだ。音色もキラキラ感がまし、シャープに
なるのかもしれない。ソロ向きの音色になるのかもしれない。
弦はそれ用のがあり、張り替えているということだ。
ジャズなんかで使われてるものはそれに弦高も低く設定しているという。
だから、例えばロン・カーターの様なファットな音が出ているのかとも思う。
そのうえ弾きやすい。
ソリストは変えて演奏していると思われる。1音高くチューニングする
となると、弦高高いとテンションも上がり弾きにくいので、そういう
配慮もされるのだろう。勉強になった。あのコンバス女史の美音は
そういうところから生まれている。
第5。アレグロ・コンブリオ。走り気味の演奏。指揮者が走らせてる感がある。
ベートーヴェンはこんな感じを望んだのかな。
2楽章良く歌う弦パート。指揮者が表情付けをしている。割と勇ましい感じの2楽章。
3-4楽章。
アンサンブルは上手かった。早いフレーズも難なく弾きこなしていて、練習の成果が
発揮されていた。プロ前の若手は今後オケ団員として、参画されていくのだろうか。
後半の1曲は有名曲だけに聴き手の耳をどのように満足させるかにもよる。
高揚感のある終曲。エネルギッシュな演奏は集中を生み最後の大団円を迎えて、
終結する。若い演奏家がんばってほしいもの。
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