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ジュリア-ノ・ゾンマーハルダー(tp) マルタ・アルゲリッチ(p) ジョナサン・ノット指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 ショスタコーヴィチ モーツァルト 

2024-02-15 16:24:25 | 音楽夜話(クラシック)
2月15日
3:30-6:03 19:30-22:03 Espace2


ストラヴィンスキー:タンゴ


ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第一番ハ短調Op35
ソリストアンコール
第4楽章:アレグロ・コン・ブリオ


モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K551「ジュピター」


ジュリア-ノ・ゾンマーハルダー(tp)
マルタ・アルゲリッチ(p)
ジョナサン・ノット指揮
スイス・ロマンド管弦楽団


2024年2月14日 ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホールから生中継


タイトルは「タンゴ」だけれど、感じはジャズ。
『作曲者の許可のもと、フェリックス・ギュンター(ドイツ語版)によって
サクソフォーン、ギター、ピアノを含むオーケストラ用に編曲され、
ベニー・グッドマン楽団によって1941年7月に初演された[3]。』(Wiki)


個人的には、いい曲見つけた的な1曲。
ステージの生を聴いたのは多分初めてだけれど、彼がこのような曲も
提供していたことに驚く。商業音楽っぽい感じの聴きとりやすい曲。掴みはOK。


1993年にグラモフォンに入れたショスタコーヴィチの1番の協奏曲。
その後も1度再演版が出たが、今回は切れ込みも良く、達者なピアノが聴けた。
1941年 6月5日生まれの今年83歳になる。こんな技巧的な曲を難なく弾いて
しまうのは、天性のもの以外に何があるのだろう。80歳代の運動神経に
しては、不断の努力があるにしてもすごすぎだ。驚くべき才能。


モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K551「ジュピター」


ショスタコーヴィチから一転してモーツァルト。
この暗転は聴き手の気分の切り替えが難しい。
明の部分と暗の部分を明確に持つショスタコーヴィチからの
明のモーツァルト。さて、どう出るか。
ノット氏は最近日本の楽団にも登壇して、知名度を上げている。
指揮者は本当に忙しそうだ。


気持ちテンポゆったり目で語り掛けるように進めていく。
特段なにか新しいことをしている風もなく、
ゆったり進めているところが、他と少し違うかなと
思う程度で、このゆったり感が、気分の切り替えに
良かった気もする。なにかゆったりとしていた
ジュピターがゆっくり聴けた。


ノット氏はスイス・ロマンドとは、2017年に
ストラヴィンスキーの「春の祭典」や、ドビュッシーや
シェーンベルクなども入れている。東京交響楽団とも
ブルックナーやベートーヴェンを、マーラーの交響曲全集は
バンベルク響と。
ショスタコーヴィチの交響曲は東京交響楽団とのアルバムがある。
主要なところは録音で押さえている様だ。モ―ツァルトはなさそう。
ステージのみの様だ。
印象派、ロシア音楽、ロマン派あたりに焦点が当たっている。




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