MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ダグラス・ウィリアムズ(ナレーション) アリス=紗良・オット(ピアノ) ロバート・トレヴィーノ指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団

2024-11-10 21:51:21 | 音楽夜話(クラシック)
11・9
04:00-06:00 20.00-22.00 FranceMusique


コープランド:リンカーンの肖像
デスナー:ピアノ協奏曲
バーバー:弦楽のためのアダージョ op.11a
J.アダムズ:和声学


ダグラス・ウィリアムズ Douglas Williams(ナレーション)
アリス=紗良・オット(ピアノ)
ロバート・トレヴィーノ指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
2024年11月8日 パリ、フランス放送オーディトリアムから生中継


ここのところプログラムに挟まれてくるコープランド。ナレーションが入った
作品だったけれど、なかなか重厚な管弦楽作品だった。リンカーンはやはり
えらい人だったのだろうと思う。


デスナーのピアノ協奏曲は、アリス=紗良・オット女史が弾いた。
結構ピアノ部分が力演で、気合入れて弾いてるようで好感が持てた。
元気で演奏活動されているようでよかった。


バーバーのアダージョはやはり名曲だと思う。ただ聴いてるだけでいいのだ。
Jアダムスの和声学は現代曲みたいだ。すごくバラエティーのあるもので、
何でもありな感じがした。



サイモン・ラトル指揮 バイエルン放送交響楽団 マーラー7番

2024-11-10 21:12:56 | 音楽夜話(クラシック)
11/9


04:00-06:30 21.00-23.30 RadioRomania
04:03-06:00 20.05-22.00 BR-KLASSIK


バートウィッスル:サイモン2018年の贈り物 Donum Simoni MMXVIII
マーラー:交響曲第7番 ホ短調
サイモン・ラトル指揮バイエルン放送交響楽団
2024年11月8日 ミュンヘン、イザールフィルハーモニーから生中継


1曲目はラトルに捧げられたような曲だった。現代曲。


矢張りラトルはマーラーの方にベクトルが振れている様だ。
聴いていてしっくりくる。これで5・6・7・9と聴いてきた。
あとは機会を待ってそれ以外の作品が聴ければいいと思っている。
気長にチクルスを楽しもう。
長い7番だけれどその長さをあまり感じなかったのは、少し聴きこみが
効いたのかな。5楽章まであるのだからさもありなん。切れ味のいい7番だった。



トランペット:アリソン・バルソム  スウェーデン放送交響楽団  指揮:クリスチャン・マチェラル バーバー マルサリス コープランド

2024-11-10 20:03:03 | 音楽夜話(クラシック)
11・8


09:30-10:58 00.30-01.58 BBCRadio3 Through the Night


バーバー:管弦楽のためのエッセイ第1番 op.12
マルサリス:トランペット協奏曲(スウェーデン初演)
コープランド:交響曲第3番
トランペット:アリソン・バルソム スウェーデン放送交響楽団 指揮:クリスチャン・マチェラル


24-02-16 ストックホルム、ベルワルド・ホール




バーバーって、エルガーと同様、個人的相性というかちょっと
ずれてて、その良さがいまいちわからないというところにある。
バーバーだと「弦楽のためのアダージョ」などは聴きやすい
というかうけとりやすいのだけれど、今日の曲などは受け取り
どころがよくわからなかったりする。エルガーだと威風堂々とか
管弦楽入門とかまったくOKなのだけれど、ちょっと奥に入ると
ダメだったりする。やはり、相性はあるのかもしれない。


マルサリスのは再演されているところもあるけれど、初演の
ところもまだまだあるのだろうな。盛り上がって終わるのだけれど、
こういう作品が評価されるのはずっと後になってからなのかもしれない。
ジョン・ウイリアムズの曲などはもっと訴えやすくわかりやすく書かれて
いるけれど、マルサリスのはそうでないラインなので、きっと
浸透していくまで時間がかかるだろうと思う。


コープランドは第二次世界大戦が終わろうとしていた時に書かれはじめ、
戦後完成した。彼の最後の交響曲ということで、作風としても
まとまっている感じを受ける。出てくる音はやはり戦前戦後をイメージさせる
ような感じのものだったりする。プロコフィエフがイメージされるところもある。
盛り上がって終わるのは、定石通りだけれど、戦勝国だけにありなのだろう。
45分以上の結構大がかりな曲だった。


サイモン・ハルゼー指揮タスマニア交響楽団およびコーラス モーツァルト レクイエム

2024-11-10 20:00:44 | 音楽夜話(クラシック)
11.8


11:00-13:00 13.00-15.00 ABC


 モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626


セレステ・ラザレンコ(ソプラノ)
カッサンドラ・セイデマン(メゾソプラノ)
アンドルー・グッドウィン(テノール)
Voices en Masse choir
サイモン・ハルゼー指揮タスマニア交響楽団およびコーラス
2024年10月6日 ホバート、連邦コンサートホール


綺麗な整った演奏。なめらかでとんがったところがなく、ある意味
聴きやすいものだった。だけれど物足りないわけでもない。
これは作品自体の力なのかもしれない。
最近このプログラムが載ることが多い。ホルストの惑星が一時期
多かった。ブルックナーが多いのはわかるけれど、これが多いのは
なぜだ。例年ここまで多くない気もするが。



リチャード・ヒュン=キ・ジュー (ピアノ)ジョナサン・ブロックスハム指揮ルーマニア国立放送室内管弦楽団 ラヴェル左手 ベートーヴェン7番

2024-11-10 19:56:59 | 音楽夜話(クラシック)
11・7
02:00-04:00 19.00-21.00 RadioRomania


フォーレ:パヴァーヌ op.50
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92
リチャード・ヒュン=キ・ジュー Richard Hyunk-ki Joo(ピアノ)ジョナサン・ブロックスハム指揮ルーマニア国立放送室内管弦楽団
2024年11月6日 ブカレスト、ルーマニア国立放送コンサートホールから生中継


フォーレはなんとなく牧歌的な演奏。
ラヴェルの「左手」は私の周りの印象では、余り芳しくない、
どちらかというとト長調の協奏曲の方が聴きやすいという
判断をしている人が多い。
ちょっと独特な曲なので、聴きこみが必要だし、相性もある
と思われる。この演奏は上手くこなれていてそれ程独特なもの
には聴こえない。ニ長調の明るい感じは余り聴かれないのは
ラヴェルの作風だからか。
7番はモダンオケのオーソドックスな演奏。悪いわけはない。
歓声も沸く。右上がりのテンポとテンション。これこれという
気分。必要十分な演奏だった。