MOBU'S MUSIC MAZE

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粥を炊く

2022-07-15 15:05:05 | 作ってみた。
粥を炊く




図書館で中華かゆの炊き方の本を借りてきた。
食べすぎたときの翌日の1杯。


朝・コメカップ2/3を水で研いでざるに上げておく。
ほうじ茶の葉を、お茶パックに3.5g入れて、
研いだコメと一緒に鍋に入れ、2Lの水を入れる。


なべ底にコメがつかないようにかき混ぜながら
水が沸騰するまで炊く。沸騰したら火加減を
弱火にしてコトコトと45分炊く。
この時間を長いと思ってはいけない。
中国4000年の歴史の集大成なのだ。


コトコトと音を聴きながら、時折、なべ底が
焦げ付かないようにかき混ぜたりしすぐにふたを
戻したりして。


土鍋なら、もっと雰囲気が出たのだろうが、
今年になって土鍋を割ってしまったので、
今のところうちには土鍋がないから、ステンレス
鍋で炊いている。


コトコト炊いてる間にも、いろいろな思いが
去来する。捕まえることなく流していく。
インスタントのメディテーション・ヨガみたいだ。
火の番をしながら炊き上がるのを待つ。
少し煮詰まってしまって粥というよりもおじや的に
なってしまった。これもまた吉。


中華粥はそれ自体に味付けするわけでなく、トッピングやほかの
おかずで味の濃いものを用意して一緒に食べるのだという。


今回用意したのは、ゴマ豆腐、かぼちゃと人参の味噌汁。
デザート・ももだった。


粥にほうじ茶の味しかないので、みぞ汁もゴマ豆腐も
味が濃く印象的な感じがした。普段ではないような体験をした。


みぞ汁とて、塩分控えめでそれほどしょっぱいわけではなく、
ゴマ豆腐とて、しょうゆをたらしてみたものの、過ぎていない。
それでも塩加減が十分なので、普段いかに塩分の多いものを食して
いるのかわかる。


朝の調子を整えるための1杯。なかなか侮れない。


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