モデル倶楽部の機械加工日記

一年およそ355日工場で活動中。鉄道模型や仕事、バイク、クルマ、安旨グルメなどをつづってまいります。

天EF81レストア

2017-06-24 16:22:52 | 16番 機関車
こちらの天賞堂さんの EF81 は25年ほど前、二子玉川いさみやさんで入手した委託中古品を完全にバラして組み直したものです。
旧工場の粗末なプロパンコンロで魚の焼き網にのせて、ピンセットやラジオペンチで結構強引なハンダはずしをしました。(バーベキュー状態)
必要なパーツを磨いてバラキット状態からの組み立てです。13ミリ改軌のギヤボックスは廃棄。
当時は”ボディだけあれば十分、あとは何とかなる” の気持ちでした。





陰影で 鼻筋 がわかります。看板掛け、下部ステップは自作、尾灯は天賞堂さんの新型テールライト。
飾り帯は洋白帯金を斜めカット。手すり穴はすべて埋め戻し小径化。





おそらく初回生産の 33,500円 のモデルで、エプロンはダイキャスト→真鍮自作です。
水切りは厚板から削りだし。パノラミック窓下の手すり穴を上に移動する必要あり。手すり水平のため。




エアフィルターは平板なエッチングで凹みが深かったので、天賞堂さんのED75用プレスパーツでツライチ化。
中間台車のストッパーは自作。小社は 段付き台枠 を発売中ですが、これはそれ以前の組み立てなので
側板ー台枠の段差は大きいままです。明かり窓は自作予定です。





同社の 赤べこ仕様に近づけるために通しアングルでボディ剛性アップを図ります。





側板、台枠、下向きアングル の三重部分は1.5ミリになります。





にぎっても潰れそうもないロングボディです。”床板をはめるのでボディ剛性は必要ない”とは割り切れない私のこだわりです。
裾は一直線をキープ。





自作床板は MPギヤ の穴を小さめにして台車の首振りをおさえます。




回転させない 長円形センターピン。




下まわりはエンドウさんの台車、MPギヤ、EN22モーター+だるまやさんのフライホイール仕様。
パンタは旧フクシマさんのPS22、ジャンパ栓はニワモケイさんの EL29,30と39だったか 等部品調達済みです。




いずれにしろこのモデルは 基本はしっかり、ディテールそこそこ 運転本位仕様で早く完成させたいものです。
色は迷うことなく 赤13号 です。


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