もじもじ猫日記

好きなこといっぱいと、ありふれない日常

秋の酒飲み猫

2008-10-15 22:24:14 | コトバ
枯葉をがさがさと踏んで歩く・笑う
心の中で きゅう と音がする
子供のフリした大人なんかじゃあなく
ホントに子供が棲んでいるらしい
ワタシの心の中

成長できないままの子供の頃のワタシ

甘え られず
守られた 記憶も 薄く
抱きしめも されず
だからといって
泣きもせず

(多分 
泣いたらかまってもらえる なんてことも
知らずにいたのだろう)

上目遣いで大人を観察している
5歳くらいの女の子
気が強いので
両手をぎゅうっと握り締め
唇は結んだまま

一人で遊ぶのが好きで
淋しくても まぜてもらい方がわからずに
走り転げまわる子供たちの群を
じっと観察している女の子

「ひとりでできるもん」は
守られているコが口に出来る言葉で
一人でやらなければ生きていけなかったコには
不思議な言葉だ

今でも

甘え方がよく解らず
他人の悪意には敏感で
でも、傷ついてないフリが上手くて
気がつくと口を固く結んでしまう

そんなワタシを
大人のワタシは時折もてあまして
酒でも飲んでないとやってらんなくなるのかな?

月がキレイで泣きたくなるなんてヤツで
表現者になれずに
気持ちにグラグラと揺さぶられるだけで
心の中で きゅう と 鳴る音を聴いている人
ツラクはないですか?
ワタシは最近大変ツライよ
コメント (2)
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